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zoom RSS 看護学校では教えてくれない現場の知識2  貼付剤(湿布)の選択について

<<   作成日時 : 2010/05/18 10:02   >>

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肩こりの場合の湿布剤の選択について書かれた記事、

http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cadetto/1001-t3/201005/515034.html
があったので、
リンクしておきます。

看護師としても患者さんに、

「肩がこるから湿布ちょうだい。」

とか、
いわれることは結構あります。

「寝てばかりいたら腰が痛くて。」

と、
言われたり。


そういうときには医師に湿布の処方を依頼しますが、
そうすると、
ベテラン看護師などでは逆に医師に、

どれだしとこうか?

と、
聞かれることがあると思います。

そういうときに、
貼付剤の選択について書かれた、
上記記事は参考になるかもしれません。




以下に記事のポイントをまとめてみます。


まずは、
結論の部分を抜粋してしまうと、

貼付剤は、

「基本的には、患者の好みに応じて処方すればいい。冬場は温感タイプ、夏場は冷感タイプを求められることも多い」

と。


なーんだ、
と、ちょっと拍子抜けしますね。

その理由としては、

冷感タイプと温感タイプは、いずれも皮膚表面の温度変化によって痛覚を鈍らせるが、
温感タイプは、温熱療法としての効果を期待するには十分とはいえず、
冷感タイプも、深部の冷却効果を求めるには不十分。


ということです。

身もふたもない言い方をすれば、
貼付剤にそれほどの治療効果はない、
ということでしょうか。

しかしながら、
痛みが少しでも和らげば患者さんにとっては気持ちいいわけで、
気持ちよければそれはひとつの重要な効果だろうとは思います。




そんな貼付剤の選択について、
基本的には患者さんの好みを考慮すればいいとしても、
それでもある程度の選択基準は必要です。

ある程度の選択基準になりそうな部分を、
以下にまとめてみます。

まず、
貼付剤の種類について。

消炎鎮痛成分が入った貼付剤には、パップ剤とテープ剤がある。

パップ剤には冷感タイプと温感タイプのものがある。


という二点。

ハップ剤は、白くてぷよぷよした感じのもので、
テープ剤はそれこそテープのようにぴったりと張り付きます。



つづいて、
テープ剤とハップ剤との違いと使い方について書かれた部分を、
記事より抜粋してみます。

テープ剤とパップ剤では、粘着力に差がある。パップ剤に比べてテープ剤は粘着力が高く、可動部に貼付するのに適している。

しかし、テープ剤は粘着力が高いがゆえに貼付しづらいという難点がある。手先が不器用な高齢者では「くっついてクチャクチャになってしまい、うまく貼れない」という人が少なくない。

また、テープ剤は、皮膚が弱い人は、はがす際に皮膚を傷つけてしまうことがある。無理にはがそうとせずに、お風呂に入ったときに、お湯をかけながら、端から少しずつはがしていくよう、一言添えたい。

逆にパップ剤は、はがれやすいという不満が出やすい。そうした場合は、「ハサミで切り込みを入れておけば、体にフィットしてはがれにくくなる」(三橋氏)。洋服などにひっかかりやすい四隅を、丸く切っておくのも“はがれ防止”に有効だ。

温感タイプは、カプサイシンなどの成分によってかゆみを生じることが多いので、皮膚の弱い人の場合は注意が必要。




それから、
貼付剤によるかぶれがおきやすい場合には、

貼付時間を短くすること。

2時間程度貼れば、薬効成分が皮膚に浸透し、しばらく効果が続く。できるだけ長時間貼りっぱなしにしないのが、かぶれを防ぐコツ。


と。




病棟では看護師が患者さんに湿布を張ることが多いと思うので、
少なくともこのくらいの知識は持っている必要があるでしょうが、
現場ではこういうことは誰も教えてくれませんね。

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