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zoom RSS 第100回看護師国家試験 午後問題91 統合失調症の患者の訪問看護に関する問題

<<   作成日時 : 2013/10/15 11:22   >>

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第100回看護師国家試験 午後問題91

Aさん(42歳、男性)は、統合失調症(schizophrenia)で入院中だが、3ヶ月の治療で症状が改善したため、退院することになった。Aさんは、統合失調症(schizophrenia)で数回の入院経験があるが、前回の退院後に拒薬がみられたため、今回は2週間に1回の訪問看護が計画されている。Aさんはアパートで1人で暮らしている。身体的な疾患はない。

退院後、看護師がAさんを訪ねると、Aさんは耳栓をしていた。アパートは静かな住宅地にあり、看護師には特に騒音は聞こえない。看護師が「どうしましたか」と尋ねると、Aさんは「大勢の人が大声でしゃべるからうるさくてしょうがないんだよ」と言う。

看護師の対応で適切なのはどれか。2つ選べ。

1,「本当にうるさいですね」
2,「お薬は飲んでいますか」
3,「そんな声は気のせいですよ」
4,「苦情をいったらどうですか」
5,「どんなことが聞こえますか」
























答え 2.5

1,×「本当にうるさいですね」

幻覚や妄想は否定も肯定もしない。


2,○「お薬は飲んでいますか」

以前にも拒薬があったようなので、
服薬状況の確認は必要。


3,×「そんな声は気のせいですよ」

幻覚や妄想は否定も肯定もしない。


4,×「苦情をいったらどうですか」

幻覚や妄想は否定も肯定も助長もしない。


5,○「どんなことが聞こえますか」

否定も肯定もしていないので○。

質問したあとにどのような会話をつなぐかが、
看護師としては大切になるだろう。



統合失調症とは

統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。それに伴って、人々と交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受け(生活の障害)、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返って考えることが難しくなりやすい(病識の障害)、という特徴を併せもっています。

といういことです。

統合失調症|疾患の詳細|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省

統合失調症の幻覚や妄想への対応では、
(精神科などに勤めていた場合はもっと専門的な知識が必要として)

周囲にとっては単なる幻覚や妄想であっても,患者さん本人にとってはそれがまさに現実なのだということを決して忘れてはいけません。上に述べたように説得や議論・対決は避け,それは病気の症状なのだということが言外に分るような対応がベストです。
例えば悪口の幻聴を訴える患者さんに対して「そんな声全然聞こえないよ。幻聴でしょ」とストレートに言うよりは,「私にはそんな声や物音は聞こえてこないけど...先生がこないだ言ってた『空耳』じゃないかなあ。昨夜もあんまり寝てないでしょ」とソフトに言う方がいいでしょう。


というような内容を理解していれば、
よいのだろうと思います。

統合失調症FAQ

実際には、
症状がどのくらい強くでているのか、
患者さんとの信頼関係はどの程度できているのか、
など条件によって、
ケースバイケースで対応していく必要があるでしょうけど。

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