看護師父さんの仕事と勉強の記録

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zoom RSS 第103回看護師国家試験傾向と対策7

<<   作成日時 : 2014/02/02 03:16   >>

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第103回の看護師国家試験は、
出題基準が少し変わるようで、
その部分について少し調べて書いています。

その六回目。

保健師助産師看護師国家試験出題基準 平成26年版 の改定概要について

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002ylby-att/2r9852000002yldf.pdf

今回取り上げるのは、

【成人看護学】
成人各期の健康保持や疾病予防、健康問題に応じた看護実践の基本的な理解を問うとともに、専門基礎分野の内容を踏まえ、機能障害ごとの看護援助について臨床実践に即した分析・判断力が評価できるような項目とを整理した。また、それぞれの機能障害に特有なアセスメント、症状、検査、代表的な治療とその看護、さらに機能障害をもちながら生活する人の看護について厳選して提示した。


という部分。

この分野は、
国家試験の中でもメインとなる部分です。

内容の分類やまとめ方はだいぶ変わっていますが、
問題内容が大幅に変更されるということはないでしょう。

国家試験が近づいたこの時期の勉強としては、
これまでに解いてきた過去問や模試の問題の振り返りをすることが大切だと思います。

自分が過去に間違えた問題や、
知識があやふやになっているところを、
再チェックしておく必要があります。

以下には、改訂された出題基準の中で、
新しく出てきた用語を中心にリンクを貼っておきますので、
なじみのない用語をチェックするときなどに活用してみてください。


まずは、

目標T.成人各期の健康保持や疾病予防について基本的な理解を問う。

というところには、
それほど大きな変更はないと思います。

それにつづく、

目標U.成人の健康問題に応じた看護について基本的な理解を問う。

については、
まとめかたがかなり変わっています。

まず大きな分類が、
急性期、慢性期、リハビリテーション、がん看護、終末期、
という分類になって、
これは従来よりも分かりやすいまとめ方だなと思います。

そしてその内容については、
「かっこ」書きで具体的な処置や検査の名前がはいって、
勉強もしやすくなっている気がします。


3.急性・重症看護
 B.急性・重症患者の看護
  a.緊急性と重症度のアセスメント(意識レベルバイタルサイン神経学的所見動脈血酸素飽和度<SpO2>
  b.心肺停止状態への対応(応援要請の方法、気道確保の方法胸骨圧迫法、AEDの使用方法
  c.気管内挿管時の援助(気道確保の方法、気管内挿管法

(心肺停止状態の対応については、
看護師になってからも何度も復習することになるでしょう。)

  
 C.周術期の看護
  c.術後合併症のリスクアセスメント(呼吸器合併症血栓塞栓症術後イレウス術後せん妄
  d.術前指導(抗凝固薬の内服指導、禁煙・呼吸訓練指導、足関節の底屈・背屈訓練
  f.ボディイメージ<身体像>の変容への援助 (ストーマ造設乳房切除ペースメーカー装着
  h.手術方法(開腹・開胸・開頭・内視鏡・日帰り手術など)による影響と援助.術後合併症の予防(弾性ストッキングの着用早期離床

(「抗凝固薬の内服指導」というのは、
手術前に抗凝固薬を休薬したり、別の薬に変更したりすることをいうのだと思いますが、
これは、基本的に医師の指示に従って行われますので、
看護師としては、患者さんがどんな薬を飲んでいるのかを把握することが大切になります。

足関節の底屈・背屈を行うと、下肢の血液循環が促され、
深部静脈血栓症の予防になります。)

 B.セルフケア・自己管理支援
  c.自己管理支援(内発的動機付け自己効力感ストレスコーピングエンパワメント成人学習理論
  d.生活と自己管理の調整 (自己モニタリング心理的葛藤への対応)

  
6.がん看護
 B.化学療法の看護
  e.長期合併症のアセスメントと援助
  f.外来化学療法を受ける患者への援助

 C.放射線療法時の看護
  e.晩期合併症のアセスメントと援助

(化学療法の長期合併症と、放射線治療の晩期合併症については、
治療後ある程度の期間があいたあとに起きてくる合併症、
という点では、どちらも同じような意味なんだろうと思います。

両方の治療ともに、
従来よりも長期に生存する人が増えた結果、
長期的な影響についてもちゃんと注意してね、
ということが言われるようになっているのだなと。)


 D.造血幹細胞移植の看護
  a.造血幹細胞移植の理解を促す援助
  b.心身状態のアセスメント
  c.ドナーの健康状態のアセスメントと援助
  d.移植病室在室中の患者の援助
  e.移植片対宿主病<GVHD>の観察と援助

 E.緩和ケア
  c.全人的ケア予期的悲嘆に対するケア


つづいて、
目標V.機能障害のある成人への看護について基本的な理解を問う。
という部分より。

8.呼吸機能障害のある患者の看護
 D.治療を受ける患者の看護
  c.非侵襲的陽圧換気
  d.侵襲的陽圧換気

(非侵襲的陽圧換気(non-invasive positive pressure ventilation;NIPPVまたはNPPV)は、
現場で行われることが増えてきていると思います。
侵襲的陽圧換気は、気管挿管や気管切開をおこなって直接気道を確保し換気することを言います。)

 E.機能障害をもちながら生活する人の看護
  c.慢性閉塞性肺疾患の病期に応じた援助
  d.気管支喘息の病期に応じた援助

(ともに、近年増加している病気ですね。)



9.循環機能障害のある患者の看護
 D.治療を受ける患者の看護
  a.経皮的冠動脈形成術<PCI>
  b.冠動脈バイパス術<CABG>
  c.弁置換術
  d.大動脈内バルーンパンピング<IABP>
  e.ペースメーカー装着

 E.機能障害をもちながら生活する人の看護
  d.下肢動脈閉塞症の患者への援助


10.消化・吸収機能障害のある患者への看護
 C.検査を受ける患者の看護
  a.上部消化管内視鏡検査
  b.大腸内視鏡検査
  c.内視鏡的逆行性胆管膵管造影
  d.上部消化管造影
  e.下部消化管造影
  f.直腸診

 D.治療を受ける患者の看護
  a.咽頭・喉頭摘出術
  b.食道切除術
  f.人工肛門造設術
  i.急性膵炎の治療

 E.機能障害をもちながら生活する人の看護
 f.潰瘍性大腸炎Crohn<クローン>病の生活指導


11.栄養代謝機能障害のある患者の看護
 B.症状とその看護
  a.肝機能障害による症状の把握と援助(肝性脳症食道静脈瘤、浮腫・腹水、倦怠感、黄疸、出血傾向)

 D.治療を受ける患者の看護
  b.インターフェロン療法
  d.静脈性尿路造影を受ける患者の援助
  

12.内部環境(体温、血糖、体液量、電解質、酸塩基平衡)調節機能障害のある患者の看護
 C.検査を受ける患者の看護
  d.静脈性尿路造影を受ける患者の援助
  e.腎機能検査(PSP試験、Fishuberg<フィッシュバーグ>濃縮試験糸球体濾過量<GFR>)

 D.治療を受ける患者の看護
  b.インクレチン関連薬による治療

(看護師になってからは、
「インクレチン」という言葉よりも、
実際の薬の名前を頻繁に聞くことになるでしょう。

DPP-4阻害薬 一覧表| 第1部 | 糖尿病リソースガイド

 E.機能障害をもちながら生活する人の看護
  g.ネフローゼ症候群の病期に応じた援助


13.内分泌機能障害のある患者の看護
 B.症状とその看護
  a.甲状腺機能障害による症状
  b.副腎機能障害による症状
  c.下垂体機能障害による症状

 C.検査を受ける患者の看護
  a. ホルモン負荷試験
 b. ホルモン血中・尿中濃度測定検査


14.身体防御機能の障害のある患者の看護
 B.症状とその看護
  a.皮膚粘膜障害による症状(発疹、びらん、潰瘍
  b.免疫機能障害による症状(易感染、出血傾向、アレルギー反応)

 C.検査を受ける患者の看護
  c.スキンテスト

 D.治療を受ける患者の看護
  a.抗HIV療法
  b.減感作療法
  c.免疫抑制薬ステロイド療法

 E.機能障害をもちながら生活する人の看護
  d.血液悪性疾患の病期に応じた援助(悪性リンパ腫白血病


15.感覚機能障害のある患者の看護
 C.検査を受ける患者の看護
  a.眼底検査
  b.オージオメータ検査
  c.鼻腔内視鏡検査
d.ろ紙ディスク法

 C.治療を受ける患者の看護
  a.眼底光凝固療法
  b.網膜はく離治療
  c.人工眼内レンズ挿入術
  d.鼓室形成術
  e.鼻腔内手術
f.舌癌治療(切除術・放射線療法)

 D.治療を受ける患者の看護
  a.中途視覚障害者への援助
  b.突発性難聴患者の援助
  c.<メニエール>病をもつ患者の援助
  d.副鼻腔炎の病期に応じた援助
  e.末梢神経障害をもつ患者の援助


16.脳・神経機能障害
 D.治療を受ける患者の看護
  a.開頭術
  b.穿頭術
  c.血管バイパス術
  d.血管内治療(血栓溶解療法動脈瘤塞栓術)を受ける患者の援助
  e.脳室ドレナージ術
  f.脳室−腹腔<V-P>シャント術
  g.低体温療法中の患者の援助


17.運動機能障害のある患者の看護
 B.症状とその看護
  d.疼痛 (関節痛、筋肉痛、腰痛、坐骨神経痛)

 C.検査を受ける患者の看護
  a.筋生検
  b.脊髄造影椎間板造影
  c.膝関節鏡検査膝関節液検査

 E.機能障害をもちながら生活する人の看護
  a.関節リウマチの病期に応じた援助
  b.椎間板ヘルニアの病期に応じた援助
  c.重症筋無力症患者の援助
  d.<ギラン・バレー>症候群をもつ患者の援助
  e.筋萎縮性側索硬化症<ALS>患者の援助
  f.四肢切断後


18.排泄機能障害のある患者の看護
 C.検査を受ける患者の看護
  a.尿流動態検査
  b.膀胱鏡検査

 D.治療を受ける患者の看護
  a.膀胱切除術
  b.前立腺切除術
  c.ホルモン療法


19.性・生殖機能障害のある患者の看護
 B.症状とその看護
  a.勃起障害症状
  b.性交;障害症状
  c.性感染症<STD>

 C.検査を受ける患者の看護
  c.基礎体温測定法
  d.頸管粘液検査
  e.卵管疎通性検査
  f.乳房腫瘍穿刺吸引細胞診
  g.腹部超音波検査
  h.乳房超音波検査
  i.マンモグラフィー

 E.機能障害をもちながら生活する人の看護
  b.ホルモン欠落症状
  c.乳癌術後慢性リンパ浮腫


リンク先の知識については、
たとえば検査だったら、
患者さんにどういう影響があって、どんな準備が必要かなど、
患者さんに関わる部分について、注目して読んでおくと良いと思います。


看護師国家試験に向けての最後の追い込み、
頑張ってください。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
いつもありがとうございます。参考にさせていただきます
103回受験生
2014/02/03 00:29
こんにちは。楽しく読ませてもらいました。このブログを今後も参考にさせてもらいます。ありがとうございました。
towa
2014/02/11 19:07
コメントありがとうございます。国家試験に向けて最後の追い込みの時期だと思います。頑張ってください。
もり
2014/02/11 21:11

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