看護師父さんの仕事と勉強の記録

アクセスカウンタ

zoom RSS 「中心静脈ポートの使い方」 Q&Aの部分

<<   作成日時 : 2014/10/04 22:19   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0


この本の改定前の版が、 図書室にあったので読みました。

今回は、後ろのほうについているQ&Aの部分からのまとめ。

私の読んだものは2009年の出版なので、内容は少し古い可能性があります。

以下はあくまで自分のためのまとめなので、
正確な知識をえるためには本書にあたってください。

それから、以下の文章中には、
個人的にまとめ直した部分と、私の考えを追加しているところがあります。


中心静脈ポートの使い方と管理の部分は、
こちらでまとめています。

中心静脈ポートの使い方 脳神経外科看護師のブログ/ウェブリブログ



Q1 ポートの留置後はいつから使用できますか?

A1 問題がなければ当日より使用は可能
翌日以降に血腫の形成などの問題が生じていないことを確認してからの使用する方が無難



Q2 腕に留置した場合、ポート側の血圧測定は可能ですか?

A2 可能だが、あえて留置側で測定する理由もないので、反対側で測るようにしても良い。
患者さんも、ポート留置速での血圧測定を好まない場合が多い。



Q3 ポートからの採血・輸血は行ってもよいのでしょうか?

Q3 先端開放型のカテーテルの場合には、実際に行われている。

血液が逆流することがカテーテル内での血栓の形成、システム閉塞の原因になることは確かなので、血液を逆流させたあとのシステム内の十分な洗浄と陽圧フラッシュロックが必要。

カテーテルによっても違いがあるようなので、製品ごとに確認する必要がある。



Q4 ポートから造影剤を流すことは可能でしょうか?

ポートから造影剤を流すことは可能。ただし、目的や注入速度、留置されてからの期間にもよる。

カテーテルの損傷など、ポートのチェックを目的としたものであれば造影剤を用いたカテーテルチェックを行う。

造影CTにおける大量の急速静注は、器具(ポート)の破損につながる可能性もあり推奨できない。



Q5 薬剤使用直後のメンテナンスに関する注意事項はありますか?

A5 従来のカテーテル(逆流防止弁がないカテーテル)
生理食塩水10ml注入ののち、ヘパリン生食2mlを注入し陽圧をかけながら抜針する

逆流防止弁付きのカテーテル
生食10mlを注入する



Q6 Hurber針の抜針後、どのくらいでお風呂に入れますか?

A6 皮膚に傷がついた場合に、細菌に対する防御機能が元に戻るのに要する時間は48時間と言われている。

しかし、通常の採血や注射のあと、48時間入浴しないでいることもない。

使用した針の太さ、針を留置していた期間、抜針時の皮膚面の状態によって、Huber針の場合も、通常の採血や注射と同じように考えて良い場合もあるし、抜針当日の入浴は避けておいた方が良い場合もある。

ポート埋め込み部の皮膚を洗うことを避ける患者さんもいるため、ポート埋め込み部の皮膚は日頃から清潔に保つよう指導することも大切。



Q8 持続投与時のHuber針、ルート交換のタイミングは?

A8 フィルターを用いたルートでは、フィルターの交換のタイミングでルートを変える。

フィルターのないルートを使用している場合は、Huber針の穿刺部位の状態により、一週間程度で穿刺位置とルートを変える。



Q10 ポート留置患者の運動制限はありますか?

A10 どのくらいの速度で、どのくらい腕を振ればカテーテル逸脱やシステムの損傷が起こるかという検討をした報告はみられない。

あまり激しい運動は控えたほうが無難。



Q11 薬液が注入できないときはどうすればよいか?

原因
@針が詰まっている、あるいは針が正しくポート内腔に入っていない
Aルートが折れている
Bポート・カテーテルの内腔が詰まっている
Cカテーテルの先端部に閉塞がある

確認方法と対策
@生理食塩水を充填した5mlのシリンジで軽く圧をかけ、ポートのシリコンセプタムに動きがなければ、針自体が詰まっているか、針が正しく挿入されていない。一度針を抜き、針の開存を確認してから挿しなおす。

A留置されたカテーテルの走行を想定し、カテーテルがまっすぐになる方向にポートを引っ張ってみる。鎖骨下静脈ルートの場合には、上肢を挙上するなど、体位を変えてみる。カテーテルの折れを完全に否定するにはX線透視によるチェックが必要。

B生理食塩水の圧入による再開通を試みる。この方法では、常にポート・カテーテルシステムが破損する可能性がある。

Cポート・カテーテルの抜去、再挿入を行う。



Q16 ポートからの採血は抹消静脈からの採血と変わりないか?

A16 「ポートからの採血は原則としてすべきではない」を基本と考え、仮に行う場合には、十分な量の血液を吸引したあとの血液を利用し、数値の解釈は、ポート採血に由来する誤差の可能性を考慮する。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
「中心静脈ポートの使い方」 Q&Aの部分 看護師父さんの仕事と勉強の記録/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる