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zoom RSS 摂食嚥下の研修のまとめ1

<<   作成日時 : 2015/02/25 08:16   >>

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去年の終わり頃に受けた摂食嚥下に関する研修のまとめ。

いまごろですが、学んだことを自分の覚えとして書いておきます。


摂食嚥下のメカニズム
1、食べ物の認識
2、口への取り込み
3、咀嚼と食塊形成
4、咽頭への送り込み  (一回の嚥下で上部食道括約筋が緩むのは約0.6秒)
5、咽頭通過  (喉頭蓋谷と梨状窩に食べ物が残りやすい)
6、食道通過

梨状窩とは食道の入り口の左右にある溝のようになったところ。

喉頭蓋谷に達した食物は左右に分かれてこの梨状窩を通過し、食道に入る。


なぜ誤嚥するのか?
・のどに食物が残る
・嚥下反射のタイミングがずれる
・嚥下反射が起きない
・胃・食道から逆流してくる


誤嚥を防ぐ安全な食べ方
・のどに食べ物を残さない。残っていても誤嚥しない
・タイミングを合わせる
・嚥下反射を誘発させる
・逆流させない


誤嚥しにくい姿勢
・安定した座位
・リクライニング姿勢
・頸部前屈


リクライニング姿勢
・重力の力をつかって、食物が食道に入りやすくなる姿勢。
・咀嚼するものは45度以上が良い。
・90度でむせる。口からこぼれる→60度


リクライニング姿勢のデメリット
・褥瘡発生リスク
・眠くなる
・自力摂取がしにくい
・咀嚼が必要な食品は要注意
・家族と一緒に食べにくい


一側嚥下
・咽頭通過の良い側に食塊をはいりやすくする。
・健側(通りやすい側、四肢の麻痺とは無関係)を下に 顔のみ患側を向く。


嚥下のタイミングを合わせる方法
・息こらえ嚥下
飲食物を口に入れたら、鼻から大きく息を吸って、しっかり息をこらえて、飲食物を飲み 込み、咳払いをする、あるいは 口から勢いよく息を吐き出す。飲食物を口に含んだままで息を吸うと、気管に吸い込む危険がある。


のどに食べ物を残さないために
・食べ始めと食べ終わりが危ない
  お茶で始まり、お茶で終わる
・違う食形態のものを交互に食べる
・一口は一回の嚥下で飲み込める量(人によって違う)
・飲み込んでから次を入れる


咽頭残留を除去する方法
・複数回嚥下:おまけのゴクン
・嚥下後、横向き嚥下:横下向きゴクン
・交互嚥下:食事と交互にお茶、とろみ茶、お茶ゼリーを食べる
・咳払いをして空嚥下(唾液だけのむ)


嚥下反射を誘発する方法
・食物の味、温度の調節
・嚥下反射誘発手技
・スプーンで舌を押す
・下顎中央を指で上に押し上げる
・空スプーンをもう一度口に入れる
・次の食事を見せる
・食物をすくったスプーンを持たせる


逆流を予防する方法
・食後最低30分は臥床禁止
・逆流の危険性が高い人は2時間程度起きている
・歩ける人は軽く散歩する


胃食道逆流のおこりやすい人
・食道裂肛ヘルニアがある
・円背、亀背の人
・女性
・咳や便秘でも逆流が起こりやすくなる


摂食時の誤嚥をどこまで許容するか
・臨床場面を観察して総合的に判断することが重要
・誤嚥に対する抵抗力 全身の体力、喀出力、免疫力
・炎症所見(CRP、白血球数)、発熱、肺雑音、胸部X線写真を経時的に観察


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