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zoom RSS ICUビジュアルナーシング: 見てできる臨床ケア図鑑 まとめその2

<<   作成日時 : 2015/10/22 07:54   >>

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この本より。

読んで勉強した知識。


中心静脈圧(CVP)
中心静脈カテーテルが正しい位置に留置されている場合は、その静脈圧で水分量を評価することができる。正常であれば縦隔内にカテーテル先端が位置するため陽圧換気を行っている場合はその圧の影響が出る。
 1〜6mmHg程度が正常範囲といわれるが、絶対値より経時的変化を追跡するほうが有用である場合が多い。高値である場合は循環血液量過多と評価できるが、低値である場合は血管内水分量との相関性が低く、循環血液不足のモニタリングには不向きである。p218



輸血など。

概算ではあるが体重50kgの成人に赤血球濃厚液2単位を輸血するとHb値1.5/dLの上昇が期待される。p227

RCC red cell concentrate
FFP fresh-frozen plasma
PC platelet concentrate
LR leucocyte reduced


450mlのFFP製剤を投与した場合、凝固因子活性は20〜30%の上昇が期待される。p228

FFP
解凍後の使用期限は3時間である。
FFP融解後、凝固因子である第Xおよび第[因子活性は急激に低下する。第X因子では採血直後を100%とすると融解3時間後には85%前後に、第[因子では55%前後まで低下するため。p228


血小板はPHが低下すると機能が低下するため、血小板振盪器を使用し20〜24℃の温度管理ができる状態で、緩やかに水平振盪して保存する。p228

血小板を水平振盪する理由
血小板は酸素供給が十分な場合には好気的解糖によってエネルギーを得ているが、酸素が不足すると嫌気的解糖が進み、採血バック内に乳酸が蓄積する。血漿中の重炭酸は緩衝作用をもつが、乳酸産生がこの緩衝能を超えると血漿pHは急激に低下する。pHの低下は血小板機能に大きな影響を与え、輸血効果が低下することが報告されている。振盪保存することで血小板の周りの乳酸は拡散し、また、採血バックを通してガス交換が促進されるので、pHの低下は抑えられる。その結果、血小板の機能は良好に保たれることになる。p228




敗血症と発熱、解熱について

2009年に実施されたFACE studyより
・敗血症患者において、発熱自体は予後に影響しないが、解熱剤(NSAIDsおよびアセトアミノフェン)の投与は死亡率悪化に関連があった。
・非敗血症患者においては、体温上昇とともに死亡率の悪化がみられたが、有意差がみられたのは39.5度以上の発熱のみという結果であった。と発表している。これらから導かれた「発熱は39.6℃までは予後悪化に関与しない」「解熱処置の施行を控えることで患者予後を改善しうる」という仮説を実証するために現在さらなる研究が進行中である。p258


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