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zoom RSS がん疼痛マネジメント (がん看護セレクション)  林 章敏 (著) 個人的まとめその1

<<   作成日時 : 2015/11/24 23:07   >>

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この本の個人的まとめその1。



術後疼痛の特徴

術後疼痛は、術後数時間から翌朝くらいまでのあいだをピークに、術後2〜3日ほどで軽減する。p24



非オピオイド鎮痛薬について

NSAIDs(non-steroidal anti-inflammatory drugs)とアセトアミノフェン
WHO三段階除痛ラダーの第一段階に位置づけられている。
WHO三段階除痛ラダーの第二段階か(軽度から中等度の強さの痛み)、第三段階(中等度から高度の強さの痛み)にもオピオイドと併用される。
炎症を抑える作用(抗炎症作用)および解熱作用、鎮痛作用は両者にあるが、アセトアミノフェンの抗炎症作用は弱い。
炎症による痛み、骨転移痛などの侵害受容器性の痛みに効きやすく、神経線維自体の障害による痛み、つまり神経障害性疼痛には効きにくい。
神経障害性疼痛には鎮痛補助薬を第一選択として使用する。P45




NSAIDsの動態

経口投与の場合鎮痛効果はたいてい30分程度で発現し、持続時間は薬剤による。
肝臓で代謝された後、腎臓から排泄される。




NSAIDsの副作用

消化管潰瘍
COX-2選択的阻害薬は非選択的COX阻害薬(これまでのNSAIDs)に比べて、症状のある潰瘍や粘膜出血を半減させる。
プロトンポンプ阻害薬(proton pump inhibitor:PPI)やミソプロストールの併用は、NSAIDs単独に比べて胃潰瘍、十二指腸潰瘍を減らす。
従来のNSAIDsにPPIを併用したのとCOX-2選択的阻害薬では胃腸障害の副作用に差がない。P47


腎障害
プロスタグランジンE2やプロスタグランジンI2を低下させることで腎血流が減り、腎障害が発生する。
慢性腎臓病や脱水があると腎障害が助長される。P47〜P49




各種薬剤の特徴

セレコキシブ(COX-2選択的阻害薬)
抗炎症・鎮痛作用はロキソプロフェンナトリウム(ロキソニン)と同等で、解熱作用はジクロフェナクナトリウム(ボルタレン)と同等とされている。
変形性関節症や抜糸後疼痛には保険適応があるが、がんによる痛みには適応になっていない。
商品名セレコックス
用法・用量:1回100〜200mgを一日2回朝・夕食後
効果発現時間30分
最高血中濃度到達時間:2時間
血中濃度半減期:5〜9時間
作用時間:5〜9時間P49


ロキソプロフェンナトリウム
プロドラック(代謝された後に作用を発揮する)で胃腸障害は少ないとされるが、臨床現場の印象としてはやはりPPIを使用しなければ胃腸障害をきたしやすい。
商品名:ロキソニン
用法・用量:1回60mgを1日3回毎食後
P50


ジクロフェナクナトリウム
NSAIDsのなかで最も鎮痛作用が強いが副作用の頻度も高い。
坐薬の場合、急激な血中濃度上昇に伴う血圧低下に注意する。
商品名:ボルタレン
用法・用量:1回25mgを1日3回毎食後
P50

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