看護師父さんの仕事と勉強の記録

アクセスカウンタ

zoom RSS 研修のまとめ4 医療安全の基礎知識 〜法的責任と倫理〜

<<   作成日時 : 2015/11/02 17:28   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

この前いった研修
「医療安全の基礎知識 〜法的責任と倫理〜」
の個人的まとめ


安全文化の4つの要素

(1)報告する文化
 潜在的な危険に直接触れる現場が、自ら進んで報告しようとする組織文化
 報告者の保護、報告への動機付け

(2)正義の文化
 安全に関する正しい知識や情報をもとに許容できる行動と、できない行動の境界を明確に理解し行動できる文化

(3)柔軟な文化
 急変時など、状況に応じて指揮命令系統が明確な階層型組織と迅速に対応できるフラット型組織に組織が柔軟に再構成される文化

(4)学習する文化
 正しい情報から結論を導き出す意思と能力、大きな改革を実施する意思を持つ文化



今後の医療安全対策

医療安全を推進するキーワード
(1)円滑なコミュニケーション
(2)チーム医療
(3)患者の主体的参加



医師と私の指示受け10の約束 日本医療評価機構

1.指示の文章は文字がわかりやすく、具体的に。
  私は曖昧な医師には従いません。

2.指示を何度聞き返しても怒らないで下さい。
  私は患者さんのために確認しています。

3.口頭指示は避けて下さい。
  でも緊急時はメモして復唱します。

4.患者の相談はS(Situation)B(Background)A(Assessment)R(Recommendation)に沿って行います。
  簡潔・明瞭に伝える私の努力を理解してください

5.よく使う指示はパス化・明文化・標準化してください。
  先生ごとにばらばらでは困ります。

6.注射指示は1回量で患者名、回数、時間、速度、ルート(方法)を示してください。

7.内服指示は患者名、薬品名、投与量、投与日時、方法がわかるように示してください。

8.検査・処置・手術を始める前にみんなでタイムアウト、私達の習慣にしましょう。

9.「ありがとう、ご苦労さま」その言葉に私も癒されます。

10.普段からたくさん話をしましょう。そうすると患者さんのこともたくさん話ができます。



チーム医療 チームSTEPPS

Team Strategles and Tool to Enhance Performance and Patient Safety
(チームとしてのよりよい実践と患者安全を高めるためのツールと戦略)

チームSTEPPSは
アメリカで開発されたチームトレーニングシステム 医療の質、安全、効率を改善するエビデンスに基づいたチームワークシステムであり、チームのパフォーマンスを向上し、患者アウトカム(目標とする治療効果)を最適化すること、そのために必須である患者安全文化を醸成することを目指している。

4つのコンピテンシー(実践能力)
1.リーダーシップ
 作業の割り当て、チームメンバーの動機づけ、リソースのやりくりを行い、チームのパ フォーマンスが最適になるように促進する能力

2.状況モニター
 チームの置かれている環境に対して共通の理解を発展させ適切な戦略を用いて、チーム メイトのパフォーマンスを正しくモニターし共通のメンタルモデルを維持する能力

3.相互支援
 正確な認識によって、他のチームメンバーのニーズを予想し、作業量が多いときやプ  レッシャーに強いられている時に作業を委譲してバランスを保つ能力

4.コミュニケーション
 手段に関係なく、チームメンバー間で情報を効果的に交換する能力

参考
http://www.jikei.ac.jp/hospital/honin/teamstepps.html



患者の主体的参加

医者にかかるための10か条 ささえあい医療人権センターCOML

1.伝えたいことはメモして準備
2.対話の始まりはあいさつから
3.よりよい関係づくりはあなたにも責任が
4.自覚症状と病歴はあなたの伝える大切な情報
5.これからの見通しを聞きましょう
6.その後の変化も伝える努力を
7.大事な事はメモをとって確認
8.納得できない時は何度でも質問を
9.医療にも不確実なことや限界がある
10.治療方法を決めるのはあなたです



安全な医療を提供するための10の要点 厚生労働省

1.根づかせよう安全文化 みんなの努力と活かすシステム
2.安全を高める患者の参加 対話が深める互いの理解
3.共有しよう 私の経験 活用しよう あなたの教訓
4.規則と手順 決めて 守って 見直して
5.部門の壁を乗り越えて 意見かわせる 職場をつくろう
6.先の危険を考えて 要点おさえて しっかり確認
7.自分自身の健康管理 医療人の第一歩
8.事故予防 技術と工夫も取り入れて
9.患者と薬を再確認 用法 用量 気をつけて
10.整えよう療養環境 つくりあげよう作業環境



WHO患者安全カリキュラムガイド

参考ページ

WHO患者安全カリキュラムガイド多職種版について | 東京医科大学 医学教育学分野



レジリエンスエンジニアリング Erik Hol Inagel(エリック・ホルナゲル)


患者安全に対する新たな視点 

失敗や故障をなくそうと努力するだけでなく事態を改善し、強化し、力強いものにする 取り組みが必要である。この力強くすることをレジリエンスという。
臨機応変に安全を求める活動のことをレジリエンスエンジニアリング、安全の層を厚く することが大切。
 
安全に関する思考や管理の出発点は、日常の活動であり事故や有害事象ではない。物事が、うまくいっている理由は、人や組織が状況に応じて常に適応しているためである
人間をシステムの安全性を脅かす要素と考えるのではなく本質的に危険なシステムをなんとかやりくりして、安全に医療・看護をしている存在と捉える。
例えば想定外のことがおきた時にシステムを安全に、被害を最小限にとどめて事態を収束させるように臨機応変に対応する能力をもっている。



倫理原則

自律の原則
善行の原則
無害の原則
正義の原則
誠実の原則
忠誠の原則



看護者の倫理綱領

https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/rinri/rinri.html


まんがで解る看護者の倫理綱領

http://www.nurse.or.jp/rinri/basis/manga/index.html


ベッドサイドの看護倫理事例30

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
研修のまとめ4 医療安全の基礎知識 〜法的責任と倫理〜 看護師父さんの仕事と勉強の記録/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる