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zoom RSS 研修のまとめ ストレスマネジメント・メンタルヘルス その1

<<   作成日時 : 2016/02/04 07:26   >>

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静岡県看護協会の新人看護職指導者研修の、
「ストレスマネジメント・メンタルヘルス」の講義の個人的まとめ。



燃え尽き症候群

対人援助職は「燃え尽き症候群」に陥りやすい
・自分の状態がよくないことになかなか気づかない
・十分頑張っているのに、まだ努力が足りないと思う

対人援助職はなぜ燃え尽きやすいのか
・相手が人間だから
・そして、あなたも人間だから
・人間は感情と言語を持っている
・援助職は「感情労働」の割合が非常に大きい

感情労働とは
・相手の感情に寄り添って仕事をする
・自分の感情をコントロールし、常に適切な感情を保ってせっしなければならない
・自分の精神的・情緒的な疲労感に対処するのはなかなか難しい
・それでも、「待ったなし」の生身の人間に関わらなければならない

・自分の感情やこころや身体の疲労を無視
・援助する相手のことだけを考えて仕事をしてしまう

新人の燃え尽き
・いろいろな期待
 自分自身に対して自分なりの期待を持つ
 新しい仕事に対して期待を持つ
 職場のスタッフから期待される
 仕事の対象者から期待される
・援助職はトレーニングと経験の積み重ねが必要

経験や技術が追い付かない 
自分や周りの期待に応えられない

燃え尽きてしまう

新人が新しい環境に適応できない理由
@さまざまなギャップに苦しむ
 就職前に期待していた仕事VS実際の仕事
 理想の自分VS現実の自分
A経験不足によるささいな失敗を重大な失敗として考え、自分を責める
B自己を肯定的に捉えられず、効力感を持てない

ベテランの燃え尽き
・いろいろな期待
 新人から期待される
 上司から期待される
 仕事の対象者から期待される
・仕事を経験する中で様々な目標や課題が出現

抱えるストレスが大きくなっていく
失敗や相談ができない

燃え尽きてしまう

使命感や責任感を強く持ち、高い理想を掲げて、一生懸命働けば働くほど、無力感を感じてしまう



学習性無力感理論

学習性無力感理論
・無力感や抑うつのメカニズムについて説明
・米国のSeligman(1975)が提示
・始まりは学習心理学の動物実験(イヌ)

自分の良い行動と良い結果には関係がある(随伴性)
自分の行動と得られた結果の間には関係がない(非随伴性)

非随伴的な事態を繰り返し経験

非随伴性を認識する

将来における非随伴性を予測してあきらめてしまう

学習性無力感

学習性無力感の症状
@動機づけの低下:やるきがなくなる
A情緒障害:落ち込みが続く
B認知障害:次もまたうまくいかないだろう(簡単なことでも自分にはできないと思ってしまう)

同じ失敗をしても、無力感に陥る人とそうでない人がいる
無力感への陥りやすさに関する個人差の問題が指摘されるようになった

改訂学習性無力感理論
・原因帰属概念の導入
(失敗の原因をどのように考えるか)

理論による燃え尽き症候群の解釈
@自分の行動に結果が伴わない経験を繰り返している(非随伴性)
A失敗したのは自分が悪いからだと思っている(原因帰属)

学習性無力感
燃え尽き



燃え尽きないようにするにはどうしたらよいのか

1.随伴性
・「死」の受け止め方を変える
 自分の看護行動に関係した結果ではない
 死は絶対的なもの
・随伴性の経験と認知を意図的に増やす 
 日常の穏やかな変化や効果を観察し、肯定的に評価する

2.原因帰属
・人間は失敗の原因を自分のせいにしがち
・自分ひとりだけで背負わないよう、チームで「分かち合い」の場を持つ
・対処困難な事例についての情報の共有
・チームのサポーティブな態度によって、失敗しても無力感に陥るのを防ぐことが可能に

「自分の行動によって良い結果がもたらされる」ことをうまく認識するにはどうすればよいか。
・自分自身による主観的な評価では、随伴性の認知は難しい
・他者からのポジティブ・フィードバックが効果的である
・すなわち、褒めてもらうことが重要となる

褒める機会を作る
・チームミーティングの場で、ポジティブ・フィートバックの機会を意図的に増やす
 ↓
自分の行動によって良い結果がもたらされることを自覚できる
・他者をほめようとするときは、まず相手をよく見ることから始まる
・現実場面に対応し、具体的・即自的に
・人の長所と短所は表裏一体

上手なしかり方
・なぜ叱られたのか、相手が納得できるように何が悪かったのかを説明する。
・罰は、望ましくない行動をとった後すぐ与える。
・罰を与える時間は適切な長さにする。時間が長いと、本来の教育的意義を失い、単なる虐待や憂さ晴らしになる。
・個人的感情である怒り・イライラ感や憤慨に基づいて罰を与えない
・罰の効果は、即効性はあるが一時的。罰よりも報酬を与えるほうが、望ましい方向に行動を変化させられる確率は高い。

自己肯定感
・自分はありのままの自分でいいのだ
・自分で自分を肯定・評価できる
・他者の評価におびえる必要はない
自己効力感
・自分はうまくできると思える
・自分にはこの仕事をやっていくだけの力がある
・自分の能力を信じることができる




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