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zoom RSS 研修のまとめ ストレスマネジメント・メンタルヘルス その4

<<   作成日時 : 2016/02/15 14:27   >>

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静岡県看護協会の新人看護職指導者研修の、
「ストレスマネジメント・メンタルヘルス」の講義の個人的まとめ、その4。


アサーション
自分も相手も大切にした自己表現
自分の考え・欲求・気持ちなどを・率直に、・正直に、・その場の状況にあった適切な方法で述べること


自己表現の3つのタイプ
@攻撃的
A非主張的(ノン・アサーティブ)
B主張的(アサーティブ)

(例)
スーパーのレジで長い列に並んでいたら、横から割り込んできた人がいたとき
攻撃的:大きな声で「おい、お前何考えているんだ、後ろに並べ、ばか!
非主張的(ノン・アサーティブ):「・・・(何も言えない)」
主張的(アサーティブ):「お急ぎのようですが、皆さん並んでいますから、順番を守っていただけますか?」


アサーション・トレーニング
・自己主張訓練
・アサーティブな自己表現の仕方は、生まれ持って身についているものではない
・人とのコミュニケーションにおいて有効なスキルとして、習得するものである
・ロールプレイを実施し、実際に3つの自己表現を体験し、かつ、観察することを通じてスキルを習得していく


アサーションの歴史
・発祥の地:アメリカ
・1950年代:ウーマンリブ・マイノリティの運動
・現在:アメリカでは、カルチャーセンターにアサーション・トレーニングの講座がある


日本でのアサーション・トレーニング
・1980年代、平木典子が日本に導入
・幅広い分野で活用
 キャリア・カウンセリング
 産業カウンセリング
 対人援助職へのサポート
 教育現場:子どもへの心理教育


プロセスを重視する
アサーション:相手を非難せず、しかし安易に妥協せず、お互いの意見を出し合って、お互いにとって良い解決策をみいだす
おたがいが気持ちや考えを伝え合い、歩み寄り、納得のいく結論を出そうとするプロセスを大切にする


アサーションの4ステップ
1.Describe 描写する
2.Express 表現する
3.Specify 提案する
4.Choose 選択する

1.Describe:描写する
・客観的事実を述べる
・相手の態度・意図ではない

2.Express:表現する
・自分の感情を伝える
・明確、かつ、あまり感情的にならずに

3.Specify:提案する
・具体的な解決方法を提案する

4.Choose:選択する
・結果を予測して、選択肢を示す


なぜアサーティブになれないのか
1.自分の気持ちが把握できていない
 ・自分の気持ちがわからない
 ・自分の気持ち、考え、言いたいことが不明確だと、自己表現にはつながらない
 ・まずは、自分の内面に目を向ける

2.結果や周囲を気にしすぎる
 
3.考え方がアサーティブではない
 不合理な信念を持っていると、アサーティブにはなれない
 ・人から嫌われてはいけない
 ・周りの人から好かれなくてはいけない
 ・人を傷つけてはいけない
 ・目上の人に反抗してはいけない
 ・断ることはよくない
 ・相手の気分を害するようなことは言ってはいけない

4.基本的人権を使っていない
 ・自己主張=誰もが持っている権利
 ・「誰もが等しくアサーティブになってよい」というアサーション権を忘れてしまっている

5.アサーションのスキルを習得していない
 ・アサーティブになれない最大の理由
 ・対人スキルは子ども時代に習得する
  子どもをとりまく親や大人の言動が大きく影響する
  最近では特に観察学習の機会が少ないため、社交的な場面でのやり取りが苦手
 ・アサーションスキルは学習可能


自己主張しない権利もある
・「アサーションする権利」=「アサーションしなければならない」ではない
・アサーション権とは、アサーティブにしないことも選べるという意味も含まれている
・たとえば身の危険を感じるような場合、危険を避けるためにアサーティブになることを止めても良い
・ノン・アサーティブとは異なる


アサーティブな表現をするコツ
1.自分を相手に知らせる
2.積極的に相手に耳を傾ける
3.質問をうまく使い分ける
4.「おまけ」の情報を提供する

1.自分を相手に知らせる
・自己開示
・人間関係を築くには、自分のことを相手に知らせることが不可欠である
・自分を知らせないで相手に理解してもらうことはできない

2.積極的に相手に耳を傾ける

3.質問をうまく使い分ける

4.「おまけ」の情報を提供する
・人間関係は、一問一答ではない
・話の上手な人は、要求された答えをするだけではなく、質問に関連したことや自分の関心のあることを付け加えて、相手と共有できる領域を広げようとする



参考図書
ナースのためのアサーション (アサーション・トレーニング講座)平木典子、野末聖香、沢崎達夫、編著 金子書房

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