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zoom RSS 研修のまとめ 創造的な組織をつくる新し学び 活動理論からのアプローチ 

<<   作成日時 : 2016/02/18 15:37   >>

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静岡県看護協会の新人看護職指導者研修の個人的まとめ。
「創造的な組織をつくる新しい学び 活動理論からのアプローチ」

演習が中心の研修だったので、
講義の内容はそれほど多くないけど、
面白い内容だった。



ゲーム1
・目を閉じる
・1から10まで、数を数えていく(しゃべる順番は時計回りではなく、ランダム)
・ただし、たとえばAさん「3」、Bさん「3」と重なってはいけない
・重なったら最初からやり直し
・10まで数えられたらゴール
・4分間で何回ゴールできたかカウント


このゲームを、研修中では6人くらいでやってみたけど、
けっこう重なってしまう。

グループのメンバーの出方を、その人の傾向とか、気配のようなもので読み取ろうとしたり、
空気を読む訓練になる感じがした。



ゲーム2
・相手の言葉を受けて、それを否定せず、「はい、そして」でつなげていく
・できるだけ、自分が話したことのないようなことを言ってください
・常識にとらわれないで


自分が話したことのないようなことを言うのは難しいなと思った。

それから、
グループ内での関係性の変化のようなものを感じた。



創造性とは
・「新しい自分になってみる」こと
・新しい環境や、ルールやコミュニケーションやコミュニケーション方法や、他者との関係性を創ること、創り変えること
・結果を定めず、結果が決まっていないものに向かうこと




研修全体を通して、
こういうのが正しいのだよ、と、一方的に教えられる研修ではなかったので面白かった。

自由に自分たちで作り出すというのがどういうものなのかを実感でき、
普段のやり方や考えかたは、視野が狭いものになっていませんか?という問いかけや、
もっと自由に自分たちで作り出していいんだよ、
というようなメッセージなどが感じられた。



参考図書

遊ぶヴィゴツキー: 生成の心理学へ:Lois Holzman/茂呂雄二訳

研修の講師の著作
越境する対話と学び: 異質な人・組織・コミュニティをつなぐ:香川秀太

「遊ぶヴィゴツキー」のほうは、図書館で借りて読んでみた。

感想は以下に書きました。

遊ぶヴィゴツキー ロイス ホルツマン (著) 茂呂 雄二 (翻訳) その1

遊ぶヴィゴツキー ロイス ホルツマン (著) 茂呂 雄二 (翻訳) その2

遊ぶヴィゴツキー ロイス ホルツマン (著) 茂呂 雄二 (翻訳) その3



以下は、研修内の講義的な部分のまとめ。

病院の越境的な組織改革事例

新しい研修方法ではなく、むしろ、組織内のコミュニケーションをどう創造的なものに変えていくかということ

新人研修の設計
・各施設に適った研修を設計する必要性
・他所のやり方がそのままでは必ずしもうまく行かない
・自施設の文化や歴史性を生かしつつも、それを乗り越えることが大事

実践と調査の流れ
・A病院の特徴や組織文化の調査
・それを変える対話の場のデザイン
・そのミクロな対話のプロセスの分析

上下のコミュニケーションパターンの分析
「研修(コンテンツ)の修正と修正案の現場への指示」→「現場の不満」→「執行部による修正・指示」→「現場の不満」の反復=シングルループ学習

外部の研究者が、現場と上層部の集団間の仲介者となり、両者の認識のズレを示した

従来の慣習的な意思決定とは異なる方法で、教育システムを現場主義で構築していく、越境的な対話プロジェクトへ発展

当初、上層部は、「現場の指導力」を問題に感じていた
現場を調査する中で、「指導力」よりもむしろ、その土台となる、教育システムやそれをつくり実行していく意思決定の慣習こそ、変えるべき点

現場指導者らが自分たちの声(課題意識や知恵)を直接反映させる機会
異部署が集まり対話しながら自ら研修案を創造する

過去のやり方に固執→矛盾に直面し、ニッチもサッチも行かない状況へ

自分たちの生々しい経験をもとに語っていく対話を通して、各組織に固有の矛盾を可視化し、共有していくことが非常に、大事

ニッチもサッチもいかない、矛盾のシーソーゲームのあと、次の提案

一度否定された発話も、一定の会話を経て、別のタイミングで発せられると、重要な「変化の芽」になりうる
※変化の芽:まだ不完全で、些細だが、その後育てていくと、大きなものになっていく可能性を秘めたもの

これを、いかにグループで拾って、育てていくか


まとめ
・シングルループになっていないか省察しよう
・自分たちの組織の歴史性を振り返って、矛盾を共有しよう
・その矛盾を乗り越えるアイデアを提案してみよう
・組織に既にあったもの、対話で出てきた発話を含めて、「変化の芽」を見つけよう(それを見出すセンシティビティの重要性)
・創造的な対話は、そもそも、何が生まれるか、結果が分からない対話なわけだから、柔軟性が大事
・個人としてではなく、グループとして発達しよう
・異文化との接触は、時に抵抗が生じるが、それが、新しい視点をもたらしうる
・抵抗を乗り越え、「新しい自分」になってみよう


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