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zoom RSS 新しい体位変換ー不適切なケアが褥瘡を悪くする!  大浦 武彦  まとめ3

<<   作成日時 : 2016/03/11 22:52   >>

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この本のまとめの三回目。

写真が豊富な本で、
写真を見たほうが確実に勉強になると思いますが。



オスカー(自動体位変換マットレス)の機能p42〜49

1)国内最高レベルの体圧分散機能

2)優れた除圧機能(2種類の圧切替モードがある)
〈安定重視〉と〈除圧重視〉が選択できる

3)優れたずれ力対策機能
身体が動いたときには必ず残留ずれ力や残留圧が存在するが、これを自動的に排除する機能

4)寝心地の向上

5)生活動作のための安定性と安全性(エアマットレスの弱点を対策)
マットレスの下部および両サイドに高密度・高反発の安定支持フォームを配置することで、マットレスの安定性と安全性を高めている。

6)寝床内の〈ムレ対策〉
室温と同じ乾いた空気を足元側から送って寝床内の湿った空気を換気することで寝床内の「ムレ」をなくすような構造となっている
ムレ対策はアセスメント&フィッティングモードの「発汗」項目の判定により、自動で設定される。

7)寝床内の〈冷え対策〉
エアセルが冷たい外気で冷やされないように、常温(32℃程度)に維持することで、寝床内の「冷え」をなくす。

8)患者に優しい体位変換
4つのポジショニングセルで体位変換を行う
今までの体位変換と違って、一度に(一気に)仰臥位とするのではなく、大腿部をまず傾けて(@)、次いで腰と肩を持ち上げて傾ける。もとに戻すときには肩を先に戻し、次いで腰と大腿部を戻して仰臥位とする。

9)さまざまな目的で使用できる体位変換
a)自動体位変換機能 
”仰臥位→側臥位→仰臥位”を一連の動きで行う。
b)指定体位変換機能 
仰臥位や左右の側臥位だけではなく、「セミファーラー位」「膝上げ」に対応し、おむつ交換や口腔ケア、安楽姿勢など、目的に合わせて指定の体位変換を行うことができる。


本書のこの部分は、この「オスカー」という自動体位変換マットレスのサイトにも書いてあることで、

製品情報 | 高機能エアマットレス | 株式会社モルテン健康用品事業本部
このマットレスの宣伝か?
と、思ったけど、
宣伝したくなるくらい良いマットレスだということみたいだな。

アマゾンでもオスカーは売られている。



陰圧療法(VAC、レミナス)

陰圧療法は、米国では1995年、欧州では2003年からVAC療法として実施され、すでに300万症例以上に適応されており、欧米では新しい褥瘡治療法の一つとして定着している。
日本でも、2011年4月にVACの使用と償還〈保険適用)が許可されて以来、最近では同様の機能を持つレミナスもスミス・アンド・ネフューから発売され、陰圧療法は急速に慢性潰瘍や褥瘡治療にもちいられるようになってきた。p52


褥瘡に陰圧療法を実施するとき、通常の褥瘡治療よりも圧がかかりやすくなっていることは、前述したとおりである。陰圧療法を実施しても結果がよくなかったケースは、ほとんどが圧とずれについて注意が払われていないことが原因であった。p55



陰圧療法が褥瘡で多用されないのはなぜか

いまや陰圧療法は、下肢、外傷、がん摘出後の潰瘍では、かつての保存的治療法に取って代わる治療法として定着しているが、褥瘡に対してはそれほど多用されていない。その理由はメッシュ遊離植皮の項でも述べているように、陰圧療法後に体位変換とおむつ交換により、創に圧とずれを加えて問題を起こしているからである。人の手による体位変換により周辺の組織を創へ押し込んだり、創を引っ張ったりしているのである。p65

人の手による体位変換とおむつ交換が褥瘡にとって良くないということは、
本書でなんども繰り返し述べられている。

ほんとにくどいくらい。

まあ、
そのくらい良くないということなんだろうけど。

しかしまだ多くの病院では、
そのような考えを持った看護師は少数派だと思う。




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