看護師父さんの仕事と勉強の記録

アクセスカウンタ

zoom RSS がん疼痛マネジメント (がん看護セレクション)  林 章敏  タイトレーション レスキュー・ドーズ

<<   作成日時 : 2016/03/15 18:20   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0


この本の個人的まとめ。その5。

正確な情報は、本書を参照してください。



タイトレーションとレスキュー・ドーズについて


タイトレーション
患者の痛みの程度によってオピオイドの投与量を調節し、至適投与量を決定することをタイトレーションという。p56



タイトレーションの2つの方法

1.持続性のオピオイドの作用時間が切れる前に疼痛が出現し、次回の定期投与の時間前にレスキュー・ドーズが必要な場合は、そんお投与量を合計して持続性オピオイドの投与量を増量する。
※必ずしもレスキュー・ドーズの投与量をすべて加算する必要はない。
※レスキュー・ドーズの使用回数が持続性オピオイドの作用時間に関係なく1日1〜2回であれば、そのままで経過をみるほうが傾眠などの副作用も少なく、患者のQOLが保たれることが多い。p57

2.突出痛などがなくレスキュー・ドーズは使用しないが、持続的な痛みが残存している場合は、定期的なオピオイドの投与量を20〜50%程度増量する。p57




レスキュー・ドーズとは
レスキュー・ドーズとは、突出痛など一時的に疼痛が強くなったときに鎮痛をはかることを目的に投与する速効性オピオイドのことである。
レスキュー・ドーズを一度も使用することがないことを目標にする必要はない。がん疼痛の特徴として持続性の疼痛であると同時に、突出痛を伴うことがあげられる。突出痛は必ず生じると考えるのが適切である。
レスキュー・ドーズは定期的に投与しているオピオイドと同じものを使用するのが原則である。モルヒネ塩酸塩ではモルヒネ塩酸塩錠やオプソ、オキシコドン塩酸塩ではオキノーム散を使用する。p58




レスキュー・ドーズ 経口投与の場合
一日投与量(10〜20%)をレスキュー・ドーズとして使用する。たとえば、オキシコンチン30mgを使用している場合、レスキューには、速効性のオキシコドン塩酸塩であるオキノーム散5mgを使用する。
投与感覚は、原則1時間とする。
ただし、疼痛がとても強い場合は、それぞれのオピオイドの最大効果発現時間ごとに投与してもよい。
3回以上連続投与が必要な場合は、なんらかの状態変化が生じている可能性があるため、医療従事者への連絡を促がすように伝えておく。p59




レスキュー・ドーズ 持続皮下注、持続静注の場合
1日投与量の1/24量。すなわち1時間投与相当量をレスキュー・ドーズとして使用する。
追加投与の間隔は15分〜20分とする。p59




レスキュー・ドーズ デュロテップMTパッチを使用している場合
経口投与が可能なとき
オピオイドの換算に基づきオキノーム散を投与する。
フェントス3mgを使用している場合、オキシコドン塩酸塩60mgに相当するため、オキノーム散10mgを投与する。


経口投与ができないとき
モルヒネ塩酸塩の坐剤かフェンタニルクエン酸塩注射薬を選択する。
モルヒネ塩酸塩の坐剤を使用する場合は、フェントス3mgを使用している場合、モルヒネ塩酸塩坐剤60mgに相当するため、10mg坐剤をレスキュー・ドーズとして投与する。
フェンタニルクエン酸塩の注射薬を使用する場合、フェントス3mgはフェンタニルクエン酸塩37.5μg/時間の皮下投与に相当するため、静注する場合は25〜50μg投与する。p59


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
がん疼痛マネジメント (がん看護セレクション)  林 章敏  タイトレーション レスキュー・ドーズ 看護師父さんの仕事と勉強の記録/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる