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zoom RSS がん疼痛マネジメント (がん看護セレクション)  林 章敏  オピオイドローテーション 

<<   作成日時 : 2016/03/17 06:46   >>

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この本の個人的まとめ。

正確には本書を参照してください。



オピオイドローテーションの実際

フェンタニルクエン酸塩貼付剤、ブプレノルフィン以外のオピオイド間の変更
経口薬や坐剤の場合、定時投与時に新しいオピオイドを投与することで、とくに問題なく変更可能p65


他のオピオイドからフェンタニルクエン酸塩貼付剤に変更の場合
先行薬物の持続時間が4時間程度の場合:先行薬物の投与と同時にフェンタニルクエン酸塩を貼付し、その後、もう一度先行薬物を定時に投与し、最終投与とする。
先行薬物の持続時間が8〜12時間の場合:先行薬物の最終投与と同時にフェンタニルクエン酸塩を貼付する。
先行薬物の持続時間が24時間の場合:先行薬物投与12時間後にフェンタニルクエン酸塩を貼付する。
先行薬物を持続皮下注射、もしくは持続静注している場合:フェンタニルクエン酸塩を貼付後、6時間後までは同じ投与量で投与し、その後12時間後まで半量投与、それ以降は先行薬物を中止する。p66



フェンタニルクエン酸塩貼付剤から他のオピオイドに変更する場合
フェンタニルクエン酸塩貼付剤をはがしたあとに血中濃度が半減するのに17時間ほどの時間を要する
徐放性経口製剤への変更:フェンタニルクエン酸塩貼付剤をはがしたあと6時間後に投与を開始するのが望ましい
持続皮下注に変更:フェンタニルクエン酸塩貼付剤をはがした直後に投与開始
持続持続静注に変更:フェンタニルクエンサンエン貼付剤をはがした6時間後に投与開始p66





オピオイドの併用

従来、オピオイドは併用せずに単剤で使用することが原則とされてきた。しかしながらさまざまな状況下でオピオイドを併用することも増えてきている。p66

レスキュー・ドーズとしての併用
フェンタニルクエン酸塩を使用している場合、経口でレスキューに使用できるのはモルヒネ塩酸塩とオキシコドン塩酸塩だけである。


呼吸困難時
フェンタニルクエン酸を使用している患者に呼吸困難が生じた場合に、フェンタニルクエン酸塩貼付剤の投与量にかかわらず経口換算で10〜20mg程度のモルヒネ塩酸塩をフェンタニルクエン酸塩に重ねて投与することで呼吸困難の緩和が得られる。


蠕動痛を伴うとき
消化管狭窄があり、閉塞を避けるために基本的にはフェンタニルクエン酸塩を使用するなかで、蠕動痛が強い時に少量のモルヒネ塩酸塩を併用することがある。


激痛を伴うとき
たいへん強い疼痛を有するときに、モルヒネ塩酸塩を併用することで疼痛の緩和が得られることがある。


前投薬オピオイドが比較的大量であったとき。
デュロテップMTパッチの初期投与量は12.6mg(フェントスでは6mg)までが適切とされている。そのため、前投薬オピオイドが等換算量よりも多い場合に、フェンタニルクエン酸塩貼付剤に一部だけ変更し、残りは徐々に変更していくことが望まれる。
p66





退薬症候

モルヒネ塩酸塩やオキシコドン塩酸塩からフェンタニルクエン酸塩に変更したときに退薬症候が問題となることがある。
モルヒネ塩酸塩やオキシコドン塩酸塩を比較的長期に使用したときは、前投薬オピオイドを少量併用しながらフェンタニルクエン酸塩に変更した方がよい。p67


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