看護師父さんの仕事と勉強の記録

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zoom RSS ナースのためのアサーション 平木典子・沢崎達夫・野末聖香 感想その2

<<   作成日時 : 2016/03/08 23:09   >>

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この本の感想のその2。


人の強さ、やさしさについて。

悪意のない、相手を十分に知らないことからくる無礼に対して、人はある程度の抵抗力をもっているものです。過度の思いやりや遠慮は、かえって人間関係をぎこちないものにします。p77

人間関係では、「弱さ」をみせた場合、さらに攻撃されることはめったになく、多くの場合、立ち止まってどうにかしようと、建設的になるものです。p120

相手は、自分が思っているよりも、たくましくて優しい。

相手を傷つけそうだから黙っておくというよりも、
相手を傷つけそうでも、言うべきことは言うというほうが、
相手を信じているということだし、信頼しているということになるのだろう。

そうすると逆に、
相手を傷つけないようにするという態度から相手に伝わってしまうことは、
相手を信じてもいないし、信頼してもいないということになる。



怒り、攻撃性について。

怒りには程度があることを知っておきましょう。最初は「いやだな」「嫌いだな」という弱い程度から始まり、それが連続してくると「いらいら」して「いいかげんにしてほしい」と中程度に強くなり、さらにそれが続くと「うるさい」と怒鳴りつけるような強い怒りになるのです。「キレた」状態もここに入ります。自分の怒りがどの程度かを知ることは、怒りを把握し、対処していく上で役に立ちます。p81

自分の気持ち、怒りの程度を自分で感じることが大切です。脅威と感じていることは本当に脅威なのでしょうか。脅威のもとは、経験、価値観、意見、行動様式が違うだけというう場合が普通です。違いは当然ありうるという前提でいれば脅威ではなくなるでしょう。自分の気持ちに気づいて、怒りの程度が強くなる前に、率直に小出しにして表現していけるようになるとよいでしょう。p121

自分の怒りの程度を知り、程度が低いうちに対処しておくことが大切なのだな。

攻撃的な言動をとる傾向にある人は、前章でみてきたように自分は絶対正しいのだから相手は自分に従うべきだと思っていたり、人間関係を力の関係、上下関係、勝ち負けでとらえ、自分の意見が通らなければ負けたように感じてしまうことが、多いようです。攻撃的な人は一見主体的に動いているようですが、その裏には、相手が自分と違うことへの不安、相手に逆らわれることへの恐れ、相手ときちんと話し合えない不器用さなどを抱えていることが多く、その意味で自分の気持ちに不正直です。正直に率直に自己表現をするなら、その不安や恐れ、不器用さを表現することも大切なのですが、それは相手に負けることと思っているのでしょう。そのような対応をされた相手は非常に不愉快ですし、攻撃的な言動が続くと自ら人を遠ざけ孤立化してしまいかねません。p120

私は、常に攻撃的ではないとは思うけど、
時々攻撃的になってしまう場合には、
確かに、絶対に自分が正しいと思っている気がする。

そういうときの相手の言い分は、
都合のいい言い訳にしか聞こえなくなる。

私が腹が立つのは、
やろうともしないでできな言うこととか、
自分の仕事じゃないといって手伝わないこととか、
忙しいときに配慮のない発言をされることとか、
自分のやったことを無視されることとか、
そういうこと。

「相手が自分と違うことへの不安、相手に逆らわれることへの恐れ」
というのはあまりないと思うけど、
「相手ときちんと話し合えない不器用さ」
というのはあるかな。

怒った後に振り返って、少しはその時の相手の状況などにも思いを巡らしてみると、
確かにそういう反応になるのは仕方ないかなと、思えることもあるけど、
それでもその時の自分の怒りも伝えておいたほうが、
なにか響くものもあるんじゃないかと思ったりする部分もある。

そういう意味では、
怒って喧嘩したりすることがあっても悪くはないと、
思っているかもしれない。

喧嘩して、それで終わりにしなければ。

なぜ腹が立って喧嘩したのか、
長い時間がかかっても、お互いに理解し合えるようになれば、
そちらのほうがいいような気がする。

それがアサーティブかどうかはわからないし、
喧嘩せずにそうなればよりよいだろうけど。



反対意見に対して。

反対意見を言われたりすると感情的に反発したり、自分はだめなんだと自己嫌悪に陥ったりする場合がありますが、これは、「自分自身を否定されたのではなく、一つの意見について否定されただけだ」と理解できれば、その事柄に焦点を当てて話し合っていけます。p128

人は、自分のことは自分が一番よくわかっているといえる面もありますが、反対に、自分のことほどよくわからないものはないともいえます。人は経験を積み立場が上になるほど、自分に自信をもてるようになりますが、それが裏目に出ると、「自分は正しいのだから何も変わる必要はない」となってしまい、自分自身の成長の可能性を摘み取ってしまうばかりか、他者否定的になってしまいます。p168

反対意見が出てくるのは良いことなのだと思う。

反対意見の内容がもっともだと思えれば、
そんな意見を出してくれたことにむしろ感謝しなくてはいけない。

ただ、反対意見の内容によっては、
反発したくなる場合もあるだろうけど。



心の準備。

セリフの準備は心の準備でもあります。p95

起こりうることを予測して、具体的な対処を考えておけば、不安もへらせる。



上司と部下の関係。

管理職としては、部下がもっと自発的に積極的に仕事に取り組めるようになってほしいと願って、部下をトレーニングに参加させるといことがよくあります。そして、トレーニングに参加した部下が以前よりもアサーティブになると、これまでになかった言動を部下がするようになります。たとえば、仕事に対する部下自身の意見を積極的に管理職に発言するように変化するかもしれません。そうした意見が管理職の意見と違わなければ、問題になることもなく、むしろ肯定的な変化と受けとめられやすいでしょう。しかし、それが管理職の意見と一致しないことであると、上司としては「きちんと自分の意見を言えるようになった」と評価するのではなく、「今までは言うことをよく聞いていたのに、生意気になった」とか、「自分の意見を言うようになってわがままになった」と否定的に評価してしまうかもしれません。つまり、本当は、部下はアサーティブに変化したのに、攻撃的になってしまったと誤解し、かえって関係がこじれてしまうということも起こりうるのです。p164

自分が大切なら、
自分に従ってくれる部下が大事だろうけど、
仕事の結果が大切なら、
自分なりの意見を出してくれるほうが大事だろう。

また、これもよくあることなのですが、アサーションでは、自分自身が困っているとき、自信がないとき、悩んでいるときに、自分が今そういう状態であることをありのままに認めること、そして、それを他者に表現することもアサーティブな自己表現だと考えます。ところが、部下が自信がもてないことや悩んでいることをアサーティブに打ち明けても、上司にきちんと受けとめて理解してもらえず、むしろ否定されてしまうために、よけいに自信をなくし欝々とした気持ちになることがあります。p165

上司に受け止める余裕がないのだなと思う。

自信がないなんて言われても困るよ、自分でどうにかしてくれよ、
ということだな。

仕事の場面だったら、
そういうことが起こるのも仕方がないかもしれない。

そこまでの関係が築けていない場合もあるだろうか。

部下側としても、上司との関係を深めるか、
もしくは、打ち明ける人を選ぶ必要があるのだろう。



カンファレンスについて。

カンファレンスのなかでは、Aさんの精神状態に応じた看護方法を考えるだけでなく、ナース自身の気持ちや感情、とくにAさんとのコミュニケーションにおいて感じている戸惑いなどの気持ちをスタッフ同士で共有することに焦点を当てました。p182

特に、
「ナース自身の気持ちや感情、とくにAさんとのコミュニケーションにおいて感じている戸惑いなどの気持ちをスタッフ同士で共有する」
という部分について、
通常、カンファレンスではあまりそういうことをしないと思う。

休憩中とか食事中に同僚とする会話の中には、
そういう話が出てくることもあるけど。

そういう話は、カンファレンスでも話し合っていいこと、
というか、
本当は、
カンファレンスで話し合うべき内容なのだろう。



適切なタイミングについて。

看護の場面には、適切なタイミングが要求されます。「この時」を逃がさないことがナースのかかわりの効果を左右する重要なポイントになります。p191

適切なタイミングというのは、
確かに大切だな。



周囲からの評価について。

仕事に不慣れなことを「劣っていること」と決めつけないようにしました。そして周囲の目を気にし、周囲からよく思われたいなど周囲の評価にまかせるのではなく、新しい挑戦を試みてがんばっている自分を認め、ほめてあげることが何よりも大切なのだと思うようになりました。p205

周囲の目を気にすることが必要なこともあるだろうけど、
それだけでもうまくいかない。

自分自身の評価も、周囲の人の評価も大切だろうし、
自分自身の評価が上がれば、結局は、周囲の人の評価も上がるのだと思う。




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