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zoom RSS なぜ、「回想療法」が認知症に効くのか 感想2

<<   作成日時 : 2016/04/14 15:35   >>

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この本の感想の続きです。

感想のその1は、

なぜ、「回想療法」が認知症に効くのか 小山敬子 脳神経外科看護師のブログ/ウェブリブログ


本書より抜粋しながら見ていきます。

要介護高齢者には褒められる理由があまりに少ない。たとえば、
「おむつはずしができましたね。良かったですね」
と言われて、あなたなら喜べますか。難しいでしょう。要介護になれば、頑張ってもこういう言葉に遭遇するのです。私なら、「やってられない」という気分になるでしょう。そんなことしか起こらない毎日をどうやって元気に過ごせというのでしょう。毎日楽しくない、面白くない、褒められもしない。
今、高齢者に必要なのは、「自分はすごい」と思える瞬間なのではないでしょうか。自画自賛す瞬間の創造です。実際は身体は動かないので、おむつはしているかもしれないけれど、そんなことが問題なのではなく、その方がプライドを持って生きていけるだけの何かが必要なのです。p60


前半部分はちょっと衝撃的でした。

とはいえ、
「自分はすごい」と思える瞬間を作り出すのは、
他人にしてもらうことだろうか?とも思います。

自分自身については、
そのような感覚が持てるように、
歳をとっていく必要があるのでしょう。

自分以外の人についていうと、
相手の中にある「すごいな」と思う部分には、
なかなか気づけないこともあると思います。

その人自身が気づけていなかったり。

そういうところを見つけられるようになるといいのかなと思います。



家族ができる一番大切なこと、それは、認知症高齢者と一緒に思い出を語り合うことです。p67

病院では、
患者さんの家族のことを、
身の回りの物を準備してもらったり、洗濯をしてもらったりする人、
としてみていることがほとんどなので、
気をつけないといけないなと思いました。



今の日本は何でも満点主義、そして、ことなかれ主義です。それをそのまま押し通せば表面上のいさかいはなくなったように見えますが、心の奥底には深く大きな荷物を抱えたままのようなストレスのある生活をしなければなりません。「ずっと思っていたこと」があれば、言ってしまえばいいのです。とめどなく出てくる悲しみ、悔しさ、みじめさがご家族に対してあるならば、その状態で介護しつづけることはどんなに不幸なことでしょう。p68

ずっと言えないで我慢してきたことは、
それを言ってしまうとその人との関係が壊れてしまいそうで言えなかったのかなと思う。

現代では家族という絆も、
それほど強いものではなくなっているのかな。

しかし、
言わずに我慢しているせいで、
絆が強くならないということもあるのだろう。



施設に親御さんを預けていらっしゃる方の中には、「どうせ、話をしてもわからないから」とおっしゃる方が時々おられますが、絶対にそんなことはありません。ただ、わかるというレベルが私たちと同じではないだけです。2歳の子供に自分と同じ理解力を求めることはないでしょう。それと同じように、なんだかわかっていないように見えるけれど、きっと少しはわかっているのだろうと思って接することが正しいのです。p69

認知症のある高齢者だけではなく、
普段普通に接している人に対しても、
本当にわかってもらえているのかどうかはわからないことだと思う。

たくさん話をしても、
お互いに分かり合っているような気がしているだけなのかもしれないので。

そう考えれば、
どんなコミュニケーションにおいても、
伝わっているはずだと、相手を信じるということが必要になってくるのだな。



今日は以上の4か所で、
あとはまた続きます。

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