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zoom RSS この薬とあの薬キケン! 混注時&ベッドサイドで注意したい「配合変化」と「相互作用」

<<   作成日時 : 2016/05/22 10:24   >>

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この雑誌より。

新人指導のための自分の勉強として。


この薬とあの薬キケン! 混注時&ベッドサイドで注意したい「配合変化」と「相互作用」



配合変化の機序による分類

物理的変化

1.溶解度
例 チエナム点滴静注用0.5gは、100ml以上の輸液でないと溶解しない

2.非水溶性溶媒
例 セルシン注射液は非水溶性溶媒を溶解補助剤として使用しているため、水が加わると溶解度が減少する。

3.輸液セットなどの容器の材質
例 ポリ塩化ビニルの輸液セット等に対して、インスリンは「吸着」、ニトログリセリン注及び二トロー注は、収着する。

4.可塑剤溶出
例 タキソール注射液、サンディミュン点滴静注用が、輸液セット等の材質・ポリ塩化ビニルの可塑剤(DEHP)を溶出させる



化学的変化

1.濃度
例 ビクシリン注射用は、高濃度になるとくすりを分解させる速度が速くなる

2.酸―アルカリ反応
pHが酸性またはアルカリ性に傾いた注射薬を他のくすりと混注することで、溶解度が減少した結果、薬効が減少する。場合によっては、「混濁」や「沈殿」などが生じて有害作用が発生する
例 ラシックス注とビソルボン注のように、それぞれアルカリ性と酸性注射液であれば、混ぜ合わせると沈殿を生じる

3.酸化―還元反応
例 ビクシリン注射用はブドウ糖、果糖を含む輸液中で還元作用を受け、分解が促進される

4.加水分解
例 注射用エフオーワイ、注射用フサンはエステル結合を有しているため、アルカリ側に傾くことで加水分解を受け、含有量が低下を起こす

5.光
例 光による分解は、ビタミン製剤(A、B2、B12、K)、カリウム製剤で起こりやすい

(補足
カリウム製剤は、均一な希釈状態の確認のためにリボフラビンリン酸エステルナトリウムを配合して黄色液としており、このリボフラビンリン酸エステルナトリウムが光により分解して沈殿を生じることがあるのだそう。
「K.C.L.点滴液15%」の添付文書情報


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