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zoom RSS 過信しないで!パルスオキシメータ 

<<   作成日時 : 2016/06/02 08:04   >>

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少し古いですがこの雑誌より。

新人指導のための自己学習用として。


過信しないで!パルスオキシメータ
p14-30


PaO2がどんなに上昇しても、SpO2は100%が上限
PaO2100mmHg以上の高酸素血症の状態では、パスルオキシメータでは酸素かの変化を捉えることができない

SoO2 PaO2の対応
75%:45mmHg
85%:50mmHg
88%:55mmHg
90%:60mmHg
93%:70mmHg
95%:80mmHg
98%:100mmHg




SpO2は動脈血中の酸化ヘモグロビンの割合を示している
高度な貧血がある場合、SpO2が100%でも低酸素血症になる可能性がある

ルームエアで呼吸する場合、PaO2はどんなに高くても100mmHg
SpO2に換算すると98%程度
SpO2 100%は生理的な値ではない

パルスオキシメータはSpO2 70%から100%の範囲で、高い精度で測定することができるといわれている




CO2ナルコーシス
健常者では、動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)の上昇により延髄の中枢化学受容器が刺激され、呼吸回数の増加、換気の増大が起こる
COPDのような慢性的な高二酸化炭素血症に慣れている患者では、中枢化学受容器の感受性が鈍くなっており、PaCO2の上昇による換気の増大が起こりにくくなっている
このような患者では、頸動脈小体や大動脈小体にある末梢化学受容器がPaO2の低下を感知して換気の増大がお起こる
COPDの患者に高濃度酸素を与えると、「酸素の上昇」と感知し、呼吸回数の減少、すなわち換気の低下が起こる




パルスオキシメータは正しく動脈の脈波を捉えてこそ、正しい値を反映する




実際の呼吸状態とSpO2の表示には”時差”がある(ディレイタイム)
心臓から酸素飽和度の高い血液が駆出され、その血液がSpO2を測定する手指や足趾に到達する時間の差

気管吸引により急激な低酸素血症をきたした場合、SpO2の低下を検知するのに、耳に対し手指測定では6秒、手指に対し足趾測定では57秒、遅れるという報告がある
末梢血管収縮時における低灌流状態では、さらにディレイタイムの延長をきたす可能性がある




パルスオキシメータによる潰瘍に注意
クリップ式センサー装着時、指先には25〜35mmHgの圧力がかかるとされている
クリップ式センサーや装着する指の形状により、部分的にさらに高い圧力がかかる可能性がある




パルスオキシメータのセンサーはさまざまなメーカーから販売されており、センサー接続の中間ケーブルや本体も多種多様。他社製品同士を接続した場合に、センサー部が高温となり、熱傷起こした事例が報告されている

パルスオキシメータのセンサー部の発熱は通常2〜3℃とされるが、長時間の圧迫、循環の不全、センサー本体により放熱が妨げられること、などの要因が加わり、低温熱傷を起こすことがある




マニキュアや爪の汚れなどもSpO2の値に影響する





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