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zoom RSS 認知症である入所者は、意思能力が欠如しているという理由で食事を拒絶する権利はないのか?

<<   作成日時 : 2016/10/17 09:45   >>

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本文より。

認知症である入所者は、意思能力が欠如しているという理由で食事を拒絶する権利はないのか?p58

「認知症だから」という先入観で意思能力を過小評価して、必要以上に自己決定の制限をすることは倫理的に正しくありません。
まして、意思能力は、「特定の課題ごと」「経時的に」「選択結果の重大性に応じて」変化しますので、客観的な合格ラインがあるわけではありません。したがって、自己決定を尊重する臨床理論の視点からは、意思能力を限定的に判断したり、総合的に無能力としてはいけません。p58


食事介助の際に、歯を食いしばって、口を開けず、拒否的態度を示す認知症の人にしばしば遭遇します。このような場合、無理やり食べ物を口に入れるような食事介助をしているケースも耳にします。それでは、嫌がる入所者に食事摂取の強要をすることは、虐待につながらないのでしょうか。あるいは、もしかしたら、反対に、本人の拒否にまかせて食事を食べさせないでいることも、虐待のひとつであるネグレクトにならないでしょうか。p59

”明らかに虐待”かどうか甲乙つけ難い場合には、実際には『強要することの不利益』と『強要することの利益』を、具体的に個々のケースについて比較衡量することになります。もちろん、後述のように、強要しないで摂食方法を工夫することが、より理想的です。p59


とても当たり前のことが書いてあるのだと思う。

利益や不利益は、それを判断する人の価値観も関係してくるので、
個々のケースについて比較衡量しても、
人によって答えが違ってくる場合もあるだろう。

実際には、
個々の人について注意深く観察し、できるだけ情報を得て、考えて、
より正しそうなことを行っていくしかない。



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