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zoom RSS 摂食嚥下障害の倫理より エリザベス・ボービア裁判

<<   作成日時 : 2016/11/30 17:24   >>

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この本より。

エリザベス・ボービア裁判(カリフォルニア州)

エリザベス・ボービアは意思能力のある28歳の女性で、重度の脳性四肢麻痺を患っていました。彼女は、死ぬことを望み、自分が餓死するまでの疼痛緩和と必要な処置を病院に要望しました。しかし、彼女は独力では食事をとることができなかったので、餓死したいと意向を表明した後に、経管栄養チューブが挿入されてしまいました。

1983年カリフォルニア州裁判所は、入院中に患者が餓死することを認めてほしいというボービアの求めを棄却しました。

1986年カリフォルニア州立控訴審裁判所は、「意思能力があれば、ボービアは残りの人生を尊厳とともに平穏に生きる権利をもっている・・・個人の尊厳とは、個人のプライバシー権の一部である。「経管栄養を拒否することは自殺には当たらない」と述べ、経管栄養を拒否することは自殺には当たらないと述べ、経管栄養チューブを抜くように命じました。この判決は、彼女に、「本人の意思が尊重される」という彼女が求めていた安堵を与え、裁判終了後に、彼女は治療を引き続き受け、経管栄養続行することを決心しました。p87


この部分で最も大切なことは、
経管栄養チューブを抜くように命じた判決のあと、彼女が経管栄養を続行することを決心した、
ということだと思う。

彼女は、
経管栄養の中止と死ぬことを望んでいたわけではなく、
自分の意思が尊重されることを望んでいた。

強制的に生かされることではなく、
自分の意思で、生きるという選択をすることを望んでいた。

その人の本当の気持ちに触れることは、簡単なことではないけど、
そうしないことには、解決しないことはたくさんあるのだなろうなと思った。




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