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zoom RSS 摂食嚥下障害の倫理より 医療者−患者関係モデル

<<   作成日時 : 2016/12/01 07:44   >>

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この本より。

「医療者−患者関係モデル」

@パターナリズムモデル
「パターナリズム」は、専門家である医師が考える治療は、患者にとって最善であるという考え方に基づいています。しかし、まず、本人の治療拒否を無視して、治療を実施することは非現実的です。医師が、自分の価値観に沿って一方的に意見を押し付ければパターナリズムモデルの弊害に陥りますし、法的にも、意思能力がある本人の同意がない場合には、正当な医療行為にはならず、違法性が阻却されません。

A情報提供型モデル
「情報提供型モデル」とは、医師はもっぱら医学の専門家として精確な情報提供に専心し、患者が今後の治療方針を決定するという考え方です。しかし、医療者が患者本人と深く話し合う努力もしないで、治療拒否を受け入れ、回避できるかもしれない好ましくない結果に甘んじるのも、上記@と逆の極端な対応であり、不適切な態度といえます。

B相互参加型モデル
医療者と患者双方が、意思決定に関わる 
Shared Decision Makingという考え方に基礎をおいています。この考え方においては、相互対話をより強調し、患者が自身にとって不利な治療法を選択した場合には、医療専門家の良心として説得をする必要があります。この説得により、患者の価値観は変化する余地があり、最終決定の変更を促すことも可能です。しかし、医療者のアドバイスを受け入れる余地をつくり、適切なShared Decision Makingを実践するためには、信頼関係に基づいた共感や、思いやりを伴った会話が、たいへん重要となります。p93


モデルを知っておくことは、
自分を振り返り、自分の態度がどのようなものなのかを反省するときに、
役立つと思う。

ただ、
自分では気が付けないこともたくさんあるだろうから、
自分は「相互参加型モデル」だと思っていても、
実際のところはそうでもなかったり、
相手にはそう感じてもらえないこともあるだろう。

そういうときには、
誰かに指摘してもらえるとよいのだけど、
そういう誰かからの指摘を受け入れることは、
けっこうな苦痛を伴うことで、
簡単にできることでもないけど。



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