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zoom RSS 医者はこうして患者にウソをつく 週刊現代記事より 感想2

<<   作成日時 : 2017/09/01 07:41   >>

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この雑誌の「医者はこうして患者にウソをつく」という記事を読んだ感想の二回目。



医者は患者の都合ではなく自分の都合でウソをつく。特に顕著なのが薬の処方だ。実際には飲まなくてもいいのに、患者にウソをついて、実は無駄な処方をしている医者はすくなくない。
「風邪に抗生物質は効果がないのに『もし感染症になったら大変だから』と脅し、儲けのために飲ませている」
p165

これは医師だけの責任でもないとは思います。

風邪に抗生物質は効果がないことは知られるようになったけど、
まだ知らない人は欲しがる場合もあるようですので。

個人的には、
抗生物質を飲むと下痢をしたり、他のところの調子が悪くなることがあるので、
なるべくなら飲みたくないです。

おそらく、
自分の体にとって良い働きをしている細菌も、
抗生物質を飲むことで死んでしまうのでしょう。



それに「処方料」というのは、
院内処方の場合、内服薬6種類以下で42点、内服薬7種類以上で29点
院外処方の場合、内服薬6種類以下で68点、内服薬7種類以上で40点
ということで決まっていますので、

http://m-clerk.jp/column/%E6%B0%97%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%9F%E3%81%84%E7%AE%97%E5%AE%9A%E6%BC%8F%E3%82%8C%EF%BD%9E%E5%87%A6%E6%96%B9%E6%96%99%E7%B7%A8%EF%BD%9E
院内処方を行っている病院でなければ、薬の卸値と売値の差で儲けることはできず、
儲けのために抗生物質を処方する、
ということはできません。

特に最近では、
処方する薬の数が増えるほど点数(病院の収益)が下がるので、
薬の数を減らす、
ということも行われている場合があります。

儲けのために薬を出すということがないように、
制度上の変更も進められています。
(抜け道はあるかもしれませんが)



それから、
・高熱の持続(3日間以上)
・膿性の痰、鼻汁
・扁桃腫大と膿栓・白苔の沈着
・中耳炎や副鼻腔炎の併発
・強い炎症反応(白血球増多、CRP高値など)
・ハイリスク(高齢者、免疫不全、悪性腫瘍、他の重篤な呼吸器疾患の合併など)の患者さん

のような場合には、
抗生物質が処方されることがあるようで、

http://www.ebm.jp/disease/breath/01jokido/guide.html
ハイリスクと考えられる人に、
感染症になったら大変だから、と言うことは、
まったくのウソでもないだろうと思います。


なので上記の一文は、
私には記者の悪意が感じられ、
フェアじゃないなと思いました。

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