看護師父さんの仕事と勉強の記録

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zoom RSS 新人・若手・学生 やる気と本気の育て方 奥山 美奈

<<   作成日時 : 2017/11/20 22:53   >>

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この本で勉強。

4回目。

Iさんはスポーツの世界で叱られることに慣れているため、叱る=期待と感じることができたのです。Iさんのような経験がない人は、自分が叱る立場に立って初めて、叱るということが愛情なしにはできないものだということを知ります。若いころに本気で人に愛情を伴う叱られ方をされないと、その中に愛情を感じることはできないものです。p86

「若いころ」というのは、年齢のことではなくて、真剣に叱ってくれる人の真剣さが心に響く年齢、ということかなと思います。

ある程度すれてくると、真剣に叱られても、虫の居所が悪かったのかな?とか、疲れていたのかな?とか、余計なことを考えてしまって、心に響かなくなってきます。

ただ、スポーツの指導においては、叱ることが必要だとは思いません。

もっともよいのは、改善点するべきことを相手に伝えて、改善されたらともに喜ぶ、ということなのではないかと思います。

指導する側が、改善点についてうまく伝えられないために、叱る、という方法をとるのだと思います。




ここで伝えたいことは、人は「それぞれ感じ方が違う」ということを忘れ、みんな自分と同じように感じるものだと錯覚しているということなのです。これを「感情のワク」と言います。そしてこの感情のワクを通して人を見ると、相手のことが理解できません。悪く見えます。そのため、自分の感じ方を相手に押し付けてしまうことになります。p112

「人それぞれ感じ方は違う」ということを理解していると、確かに相手に腹を立てることは減ると思いますが、相手から腹を立てられることは減らないので、なんか損をしている感じになるかもしれません。

同じ感じ方の人が大勢いる中で、それも一つの感じ方にすぎないよね、というような態度をとると、異端視されます。

しかし、心から「感じ方は人それぞれ」と理解しているなら、相手に腹を立てられても、異端視されても、別に気にする必要はないはずです。

つまりそういう人も、自分の感じ方というワクから完全に自由になることはできなくて、頭では「感じ方は人それぞれ」ということを理解していいても、心の底からは納得できていない。

「感じ方は人それぞれ」だけど、それを心から理解するのはなかなか難しい、というのが、実際なのかなと思います。




「医療者は患者さんの命を預かる」このことが教員や指導者に大きな不安を与えます。それは「自分が育てた学生が、患者さんの命を危険にさらしてしまうのではないか」という不安です。さらにこの不安が、「ないない思考」に拍車をかけます。何か学生が失敗すると、「こんなんじゃ、あなたを看護師にはさせられない」とか「あなたは看護師になる資格がない」と言ってしまう。いい看護師を育てなければならないという責任感の強い人ほど、こうしたことを言ってしまいます。p116

患者さんの命を預かる、なんて、大それた言い方かなと思います。

患者さんの命に、何かしらよい影響を与えられるかもしれないことが、わずかながらできるかもしれない、くらいかな。

いや、それでもまだ言いすぎかな。

そのくらい、一人の看護師の力なんてちっぽけなものだと思います。(少なくとも私の力は)

しかし、良い影響を与えることは難しくても、悪い影響は比較的簡単に与えることができるかもしれません。

そこの部分には、確かに気を付けないといけない。

なので、まず看護学生や新人看護師に教えるべきことは、何をしてはいけないのか、ということなのかなと思います。

カリウム製剤を急速投与してはいけません、とか、インスリンの1単位は0.01mlです、とか、そういうことをきっちり教える。

そういうことを知らずに看護師になって、本当に患者さんの命を危険にさらす看護師が、年間何名かはいるわけですから、その部分は確かに指導者の責任だと思います。

でもそこから先のことは、指導者の指導できることも、そんなにたいしたものではないのかなと思います。

大部分のことは、先輩ナースを見習ったり、患者さんにいろいろ教わって、自分の力で身に着けていく。

なので「いい看護師を育てる」ということもかなり大それたことで、指導をするといっても、その人の成長にわずかに良い影響を与えらえるかもしれない、くらいのことかなと思います。


つづく。

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