看護師父さんの仕事と勉強の記録

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zoom RSS ユマニチュード入門 本田美和子 ロゼット・マレスコッティ イヴ ジネスト

<<   作成日時 : 2018/01/20 22:52   >>

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この本より。

ケアを職業とする人の多くは、自分の仕事は人の役に立つよいことだと思って毎日働いています。でも一日の仕事が終わって家に帰るときに、どこか罪悪感を抱くときもあります。点滴を抜きそうなので手を拘束したとき、ベッドから転落しそうなので「あなたのためですよ」と言いながら体幹抑制ををしたとき、「十分に食事がとれないから」と嫌がる患者さんを押さえながら胃管を挿入したとき・・・・・。そのときわたしたちは、本人の生命維持のために必要なことや医療安全管理の面から重要なことだけに注目しています。p24

こういうことは、
看護現場でもよくあると思います。

ユマニチュードの技法を使えば、このようなことをやめることが不可能ではありません、
というように本書には書かれていますが、
不可能ではなくても、簡単なことではないなと思います。




夜間の安否確認のための訪問や、失禁していないかと確認するためのおむつ交換がどれほど悪い影響をもたらしいているか想像できるでしょう。ユマニチュードを採用した施設では、睡眠を妨げる行為は、それがたとえケアという目的であってもできるかぎり排除しています。p27

これは、
医師にもわかってほしいなと思ったりします。

血圧測定2時間毎、
とか、
24時間の持続点滴とかが、
ほんとに必要なんだろうかと思うようなことがあるので。

そういう指示が、
せん妄のの原因になっているなと感じることもあります。

看護師としては、
患者さんの眠りがなるべく妨げられないように医師に提案することもあるけど、
提案が却下されれば医師の指示に従うしかなかったりします。




人間の、動物の部分である基本的欲求に関してのみケアを行う人は「人間を専門とする獣医」です。人にケアをするにあたって、自分が獣医でありたいと願う人は多くはないでしょう。人間の特徴に対してケアを行うことによって初めて、「人間を専門とする獣医」ではなく「人のためにケアをする人」になることができます。p33

この文章については、
獣医の人からは反発があるかもなと思います。

まるで獣医の人が、
動物に優しい気持ちや愛情を持っていないかのような表現なので。




ユマニチュードの基本理念は絆です。人間は相手がいなければ存在できません。あなたがいてわたしに対して人として尊重した態度をとり、人として尊重して話しかけてくれることによって、わたしは人間となるのです。わたしがここにいるのは、あなたがここにいてくれるからです。逆に、あなたがここにいるのも、わたしがここにいるからです。
わたしが誰かのケアをするとき、その中心にあるのは「その人」ではありません。ましてや、その人の「病気」ではありません。中心にあるのは、わたしとその人の「絆」です。p33


この文の中でも特に、

あなたがいてわたしに対して人として尊重した態度をとり、人として尊重して話しかけてくれることによって、わたしは人間となるのです。

というところは、
人と人との関わりにとって基本的なことだと思います。

自分のことを人として尊重して話しかけてもらえなかったら、
それがたった一言でも、
深く傷つけられます。

そして、
自分が深く傷つけらるかもしれない言葉を、
自分自身が知らずに発している可能性について、
謙虚にならないといけないなと思います。



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