末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)管理の最新技術 


この雑誌より。

新人指導のための自己学習用として。



末梢挿入型中心静脈カテーテル(PICC)管理の最新技術 


PICCの合併症

カテーテル閉塞
カテーテル破損
静脈炎
中心静脈カテーテル関連血流感染(CR-BSI)
p37



静脈炎については、10人に1人の割合で経験するといわれています。その第一の予防としては、挿入部位を肘から少し離れた上腕の静脈とするだけでもかなり予防できます。よって必要な場合は、超音波を利用しながら上腕側に挿入し、固定することにしています。
p36



PICCに過剰な圧をかけない
薬剤等を注入する際は、10mlよりも小さなシリンジを使用してはいけません。過剰な圧をかけると、耐用以上(172kPa<≒25psi>)の過剰な圧力が加わり、血管および臓器に損傷を与える恐れがあります。
p38




PICCカテーテルの種類

グローションカテーテル
カテーテル先端に逆流防止弁(3Way バルブ)がついており、これにより血液の引き込みを防止し、ヘパリンロックが不要で、生理食塩液によるフラシュのみで管理を行えます。カテーテルを使用しない際は、一週間に一度、生食でフラッシュする管理でよいので、間欠的(サイクリック)投与にも適しています。
p36


PICCキット
内腔に耐アルコール性ポリウレタンを使用する、先端開口型のカテーテルです。先端が開口しているので、オーバーザワイヤー方式の(ガイドワイヤーを用いた)挿入が可能です。
しばらくカテーテルを使用しない場合は、一日に一回、ヘパリンロックをする必要があります。
カテーテル素材はポリウレタンであり、アルコール含有性のタキソール系の薬剤を使用すると耐久性に問題が生じたり、アルコール含有消毒剤、ハイポアルコール等、および脱脂等を目的とするアセトン等の有機溶媒に接触すると、強度が低下したり、亀裂が生じる可能性があるので注意が必要です。
p37




PICCカテーテル内腔のフラッシュの基準
(グローションカテーテルの場合)

5mlの生理食食塩液でフラッシュする
・最低7日毎
・高カロリー輸液’(TPN)を注入したあと
・薬剤を投与したあと


10mlの生理食塩液でフラッシュする
・PICCルートからの採血を行ったあと


20mlの生理食塩液でフラッシュする
・高カロリー輸液を注入した直後(15分以内)に採血を行う場合


ただちに20ml以上の生理食塩液でフラッシュる
・脂肪乳剤を使用した後




ドレッシング材の交換

PICCカテーテル留置後の初回は貼付24時間後に行う
PICCカテーテル留置後は3~7日に一度は交換する


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック