ユマニチュード入門 本田美和子 ロゼット・マレスコッティ イヴ ジネスト


この本より。

ユマニチュードの3つ目の柱「触れる」ことについて考えてみましょう。「見る」「話す」と同様に、「触れる」ことにもポジティブな触れ方とネガティブな触れ方があります。
ポジティブな触れ方には、「優しさ」「喜び」「慈愛」、そして「信頼」が込められています。動作としては「広く」「柔らかく」「ゆっくり」「なでるように」「包み込むように」という触れ方です。これらはみな、ケアを受ける人に優しさを伝える技術です。p64


赤ちゃんに触れるとき、自分がどんな触れ方をしているか意識したことはあるでしょうか。赤ちゃんは、自分で立って歩くことも、言葉で欲求を伝えることもできない弱い存在です。そのため、わたしたちは知らず知らずのうちに、ある共通した技術を自然に使って触れています。すなわち、広い面積で、ゆっくりと、優しく触れます。これこそが、ユマニチュードで用いる触れ方でもあるのです。p64

「触れる」という行為の中にも、
触れる人の心の奥底にあるものが、
自然に表れてしまう。

つまり、
相手のことを嫌だと思っていれば、その気持ちが、
「触れる」ことによって相手に伝わってしまうといういこと。

そこで、
「触れる」という自然で単純な行為を一つの技術としてとらえ、
自分が相手に対して感じている感情にかかわらず、
相手に好意的な感情を伝えるような触れ方をしようということ。

具体的には、
広い面積で、ゆっくりと、優しく触れる、
という技術を通して、
相手にポジティブな感情が伝わるということ。



そして同時に、
それを行う自分自身の中にも、
ポジティブな感情が湧いてくるのかもしれない。

悲しいから泣くのだけど、
泣くと悲しい気持ちがさらに高まったり、
無理やりにでも笑顔を作るとそれに引きずられて気持ちが少し明るくなってきたり、
感情は行動に左右されることがあるので、
大切なものに触れるように相手に触れれば、
相手のことがより大切に思えてくるということもあるだろうと思う。





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