ユマニチュード入門 本田美和子 ロゼット・マレスコッティ イヴ ジネスト


この本より。

立位介助をするときにその人の体を持ち上げてしまうと、足の裏が支える自分の体重が減ってしまいます。そうすると大脳に送られる知覚情報は、本来の体重よりも少ないものとなってしまい、「どのように筋肉に力を入れ、関節ご動かせばよいのか」という指令を出す脳が混乱します。つまりこれは不適切な介助です。なぜなら、かえって脳が必要とする知覚情報を本人から奪ってしまうからです。
まず体を持ち上げないこと、そしてケアを受ける人に「体を持っていますよ」と言わないことが重要です。本人が自分の力を最大限に使うように仕向けるのです。p78


立ち上がりを介助するときは、
その人の体を持ち上げようとするのではなく、
その人の手を前の方に少し引いてあげて、
体重を足にしっかり乗せられるようにすることが大切だと思う。

体重が乗った時に、足の筋力が低下していて体を支えきれないとしたら、
その時にはじめて体を支えたりする援助を行う。

看護師は看護師のペースで仕事がしたいので、
患者さんを持ち上げたりして移動させてしまうことが多いかもしれない。

しかし、
患者さん自身に自分の力をできるだけ使ってもらうようにすることで、
患者さん自身の能力を向上させることができるわけだし、
看護師も腰を痛めたりしないで済むのだと思う。


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