看護師父さんの仕事と勉強の記録

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zoom RSS ユマニチュード入門 本田美和子 ロゼット・マレスコッティ イヴ ジネスト

<<   作成日時 : 2018/03/01 23:17   >>

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この本より。

ユマニチュードで強調されるのは、「ご本人が嫌がったときは、絶対に引く」ということです。ケア準備の段階で、ケアをできるようにいろいろな声がけをして努力はします。ただ、いつでもケアする人の意図や都合に合わせて、患者さんが同意してくれるわけはありません。同意を3分以内に得られないときには、「そうですか、それではまた今度うかがいますね」と引きます。
今までは、ケアをする人が体を拭くと決めたら、何が何でも拭いてしまっていました。後に回すと業務の流れに不都合が生じてしまうからです。そのようにわたしたちの都合を優先してしまっている状況の中では、ご本人が嫌がっていても、つい、ちょっと強めにかかわってしまって、いよいよ拒否を強めてしまうという悪循環に入っている面があったと思います。これでは「この人はわたしの言うことをまったく聞いてくれない人」と認識されて、顔を見ただけで拒否されるようになっても当然だと思います。p102


これも大切なことだと思います。

しかし制度として、
週に二回以上は清拭したり入浴したりをしないといけない、
というような縛りもあったりするので、
それをクリアするためにケアをする、
という感じになることもあったりすると思います。




実践の場では時間に追われ、この「あきらめる能力」を発揮するのはなかなか難しいでしょう。しかし、”あきらめる”というとマイナスの印象があるかもしれませんが、わたしたちが「今ケアをすること」をあきらめ、次の機会を待つことは、本人の意思を尊重することにほかなりません。「あきらめる能力」を発揮するためには、ケアをする人に勇気が必要ですし、それを理解する組織の力も求められます。p103

あきらめる能力は、
ひとりだけが発揮できてもあまり意味がなくて、
前日に誰かが勇気を持ってあきらめたことを、
翌日別スタッフが

「なんで昨日やってくれなかったの!」

と、ちょっとご立腹しながらやっていたりしますね。

だれかがあきらめたことが、
別の誰かの負担になったとすると、
チームの中では難しい問題が発生する場合があるわけです。

チーム全体が「あきらめる」ということに理解を示し、
なおかつ、何度でもチャレンジする気持ちを持ち続けることは、
簡単なことではないです。

理想的なのは、
相手の意思を尊重し、相手と良い関係が築けるということがもっとも価値のあることと受け止められ、
ケアできたことが喜びとしてフィードバックされ、
ケアする側が、もっとケアをしたくなるような状態、
でしょうか。

昨日やれなかった清拭が、今日実施できてラッキー!
と、思えるような。


しかし実際の看護の現場では、
清拭した時に、患者さんに「気持ちよかった」と言ってもらえて、清拭した方も嬉しくなる、
ということよりも、
短い時間にたくさんの人の清拭が出来て「あいつは仕事が早い!」とほかのスタッフに認められることのほうが、看護師のモチベーションになっているような気がします。


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