週刊現代 2018年 10/27 号 ”薬と手術の後遺症、こんなに”よりp154〜157 胃がん手術の後遺症 ダンピング症候群:食べたものが一気に小腸に流れ込むことで、膵臓から多量のインシュリンが分泌。その結果、低血糖症状が起きる 前立腺がん 排尿障害 勃起障害 食道がん 結合不全の合併症で肺炎を引き起こすことがある 脊柱管狭窄症の手術 歩行障害 POCD(術後認知機能障害) 60歳以上の患者の場合、術後1週間の時点で、30%弱に認知機能の低下が見れたという報告もある 手術のストレスによって体内に炎症が起き、その炎症が中枢神経に影響を与え、脳内のミクログリアという中枢神経系細胞が活性化。それによって神経の変性が多きることが原因の一つではないかといわれている 大腸がんなどの治療によく使われるオキサリプラチン 手のしびれ 胃がんや膵臓がんに使われるTS-1 涙がとまらなくなる リリカ ふらつき ガスター、ザンタック 認知機能の低下、せん妄 マグミット 嘔吐、呼吸不全 NSAIDs(バファリン、ロキソニン、ボルタレン、ノーシンなど) 連続服用している人の50%以上が小腸炎や小腸潰瘍を起こしていると報告されている 看護師としては、よく聞く合併症や副作用だと思う。 手術の合併症については、 手術をするときには、事前に最低限説明されるはずの内容だと思う。 薬の副作用については、 事前に説明されることもあるだろうし、 そうでないこともある。 たとえば、 マグミットを処方される時に、 呼吸不全について説明されることはほとんどないだろう。 高マグネシウム血症の症状のことを言っていると思うけど、 呼吸不全が表れるようなことはまれで、 そのようなリスクが高い人(たとば腎機能障害がある人)には、もっと慎重に投与されるだろうし、 定期的に診察を受けていれば、 呼吸不全になる前に気づくだろうから。 この知識は無駄ではないけど、 マグミットで呼吸不全が起きる!って雑誌に書いてあった、 ということで、 患者さんが勝手にマグミットの服用を止めてしまうほうがちょっと心配。 |
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