医者はこうして患者にウソをつく 週刊現代記事より 感想7


医者はこうして患者にウソをつく 週刊現代記事より 感想7


嫌いな患者はこう言ってこなくさせるp169

『うーん、どうもこれ以上は私の力では何ともできないですね。ご期待に添えるような治療は提供できそうにないですね』

『自分は専門外なんで、ちょっと分かりません』

『どうぞ、他の病院で診てもらってください』

『少し経過をみましょう。調子が悪くなったらまた来てください』

「しばらく様子をみてみましょう。大丈夫でしょう」という優しい言葉の裏には「もう来ないでほしい」という本音が隠れていることがあるのだ。


様子を見る、
という選択は、
医療現場ではよく行われることだと思う。

様子を見ましょう、
と言った時でも、
医師の頭の中にはいろいろな病気のことがきっとある。

そのいろいろな病気の可能性に対して、
とりあえずいろいろと検査してみることもできるだろうけど、
まだ様子を見てもよい段階、
と、正しく判断できる医師は名医だと思うし、
良心的な医師だと思う。

なんとかかんとかの疑い、
と病名をつけていろいろと検査したほうが、
病院はもうかるわけだから。

様子を見ているうちに、
現れている症状が改善していく場合もあるし、
わずかな悪化を見逃さなければ、
その段階で、病気についての情報がかなり得られる。

初めの症状に対応して症状が緩和されるような薬を処方した場合、
薬が効いたのか自然と治ったのかよくわからないし、
実は悪化しているけど症状が緩和されたことで一見治っているように見えて、
対応が遅れるという可能性もあるだろう。



嫌いな患者さんということについては、
医師の想いはいろいろあるだろうけど、
看護師の見方から言うと、
入院している患者さんが苦手なタイプだった場合、患者さんのもとを訪れる回数は減る、
ということは言えると思う。

その結果、
その患者さんの変化に気が付きにくくなってしまい、
その患者さんへの対応が遅れがちになる。

そうすると、
患者さんは不満をさらにためこむこととなり、
看護師としては、その患者さんへの対応がさらに難しくなり、
看護師の足はさらに遠のく、
という悪循環が起こることがある。

医療は、人間が人間にすることだから、
その関係が良好であることにこしたことはないなと思う。



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