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zoom RSS 第100回看護師国家試験 午後問題106 小児の喘息発作に関する問題

<<   作成日時 : 2013/10/24 13:18   >>

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Aくん(12歳、男子)は、5歳で気管支喘息と診断され、抗アレルギー薬の服用と副腎皮質ステロイドの吸入をしている。アレルゲンはハウスダストである。Aくんは小学3年生までは、年に数回の中発作を起こし入院治療をしていた。その後は、月に1回の外来通院で症状はコントロールされ、入院することはなかった。小学6年生の冬に学校で中発作を起こし、学校に迎えに来た母親とともに救急外来を受診した。

問題106

救急外来受診時のAくんの状態で考えられるのはどれか。

1,呼気の延長はない。
2,坐位になることを好む。
3,日常会話は普通にできる。
4,安静時の呼吸困難感はない。
5,経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>は90%である。

























答え 2.

1,×呼気の延長はない。

喘息の中発作では、
呼気の延長がある。


2,○坐位になることを好む。

喘息の中発作では、
横になることはできるとあるが、
坐位での呼吸のほうが楽だろう。


3,×日常会話は普通にできる。

喘息の中発作では、
話しかけたときに返事はできる程度。


4,×安静時の呼吸困難感はない。

喘息の中発作では、
安静時の呼吸困難がある。


5,×経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>は90%である。

喘息の中発作では、
SpO2は92〜95パーセント。



喘息の中発作についてよ知らなかったとき、
逆に、よく知っていたとき、
この問題は間違ってしまう可能性があると思う。

喘息の発作のレベルについては、

喘息発作の大きさと重症度「どれくらい苦しいの?」

アレルギー情報センター | ガイドライン | 小児気管支喘息


この問題では、
1,呼気の延長はない、
と、
3,日常会話は普通にできる
と、
4,安静時の呼吸困難感はない
は、
喘息の中発作についてよく知らなくても、
三段階に評価して真ん中のレベルにはふさわしくなさそうだなと、
なんとなくわかると思う。

1.3.4.の状態を真ん中のレベルとすると、
これ以上に軽い状態があるということになるのだけど、
これ以上軽い状態というのは、
考えずらいのだ。

そして問題は、
「2,坐位になることを好む。」

喘息のレベルの評価では、
起坐呼吸が現れるのは大発作からとなっているので、
この2.を起坐呼吸と考えた場合には、
選択できないのだ。

実際この2は、
横になることもできるけど、どちらかというとすわっているほうを好む、
というくらいの状態なんだろう。

なのでこれが正解となる。

日本語の問題だな。


残りの、
5,経皮的動脈血酸素飽和度<SpO2>は90%である
という選択肢については、
SpO290%というのがどのくらい苦しいのか?
ということがわかっていれば、
中発作にはふさわしくないだろうなと考えられると思う。

かなりアバウトにいうと、
SpO290%というのは普通の人なら相当苦しい。

普通の人なら、
SpO2を測定する機械を指にはめたまま息を限界近くまで止めていると、
やっとSpO2は90%近くまで下がってくると思う。

そのくらいの状態なので、
常時SpO2が90%だとしたら、
窒息の恐怖を感じることだろう。

なのでこれは、
中くらいとするには重すぎる状態なのだな。

(慢性の呼吸器疾患などの人には、SpO2が90パーセントくらいでもなんともなさそうにしている人もいます。)


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