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zoom RSS 中心静脈ポートの使い方

<<   作成日時 : 2014/09/23 22:32   >>

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この本の改定前の版が、
図書室にあったので読みました。

内容のまとめを少し書いておきます。

私の読んだものは2009年のものなので、
少し古い部分があるかもしれません。

あくまで自分のためのまとめなので、
確実には本書にあたってください。


ポートの各製品の特徴や挿入の仕方なども載っている本ですが、
看護師なので、まとめはポート管理の部分です。



ポートの穿刺に使用すべき針

ポートを使用する際は、ノンコアリングニードル、コアレスニードル、Huber針などと呼称されるポート専用穿刺針を用いることが必須である。p55

各製品の添付文書によると、ノンコアリングニードルの使用により、通常型ポートでは22Gの針で2000回以上の穿刺に耐えられることとなっている。
これらのデータはあくまで「セプタムを全体にまんべんなく穿刺すると想定した」結果であり、「セプタムの中心部分を集中的に穿刺した」場合には穿刺耐用回数はより少ないものとなり注意を要する。p56




ポート穿刺時の消毒

海外のガイドラインでは、2%クロールヘキシジン(ヒビテン)がカテーテル関連感染予防のために推奨されているが、70%アルコール(アルコール綿、酒精綿)、10%ポピドンヨード(イソジン)でも可としている。P58



穿刺時の注意

セプタムを皮膚面から垂直に穿刺する。過剰な力で穿刺すると針先が底面に当たってめくれ上がり、抜去じにセプタムを削り取り破損の原因となる。p58

毎回少しずつずらして穿刺することが耐久性の面から推奨されるが、斜め穿刺や辺縁部穿刺にならないように注意する。p58

穿刺後は生理食塩水または注射用蒸留水を注入し、ポート内部からカテーテルをフラッシュする。この注入感覚をつかんでおくことも重要で、注入抵抗が大きい場合はカテーテル閉塞などを、注入抵抗が小さい場合やカテーテルの走行部位(前腕留置では特に肘部)に冷感や違和感を訴える場合には、カテーテル破損・断裂などを危惧し、直ちにその確認(X線撮影やポート造影)を行う。p59



薬液投与終了時
通常型カテーテル(先端開口型)を留置する場合

使用後にはヘパリン溶液などで陽圧フラッシュロック(洗浄液を注入しながらクレンメをロック)を行う。p61

薬液投与終了時
逆流防止機能を備えたカテーテルを留置する場合

ヘパリンロックは必要ではないが、生理食塩水または注射用蒸留水でのフラッシュが推奨される。p61



連日間欠投与となる場合

生理食塩水または注射用蒸留水の陽圧フラッシュで十分である。p61



ポートが長期未使用となる場合

いずれのタイプのカテーテルであっても、ポート未使用時は通常一ヶ月毎のフラッシュを行うことが推奨されている。p61



ポートの合併症

1.感染 
ポート周囲の感染(膿瘍形成)とカテーテルの感染があるp62

2.閉塞 
カテーテル内の血栓や薬物の結晶によって生じるもののほか、カテーテルの周囲に生じるフィブリンシースによるもの、カテーテルのキンク(折れ曲がり)によって生じるもの、技術的要因によって一見閉塞と誤認されるものなどがあり、原因によってその対策は異なる。p62

カテーテル閉塞が生じると、薬剤投与開始時の生理食塩水(あるいいは注射用蒸留水)の注入が全くできないうえに軽く圧入するとポートのセプタム部分が持ち上がる。p62

3.カテーテル先端の逸脱
皮下トンネルや皮下ポケット部でカテーテルが抜けてきてたわみが生じると、カテーテル先端が内頸静脈や奇静脈に迷入したり、留置静脈から完全に逸脱してしまうことがある。特に前腕部の留置症例では注意が必要であり、定期的なカテーテル先端の位置確認を行うことが推奨される。p65

4.液漏れ

5.皮膚欠損

6.鎖骨下静脈血栓
前腕・上腕部留置症例で、鎖骨下静脈血栓が報告されている。臨床的に痛みを伴わない上肢の腫脹として発見される。p69

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