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zoom RSS 研修のまとめ ストレスマネジメント・メンタルヘルス その3

<<   作成日時 : 2016/02/15 14:20   >>

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静岡県看護協会の新人看護職指導者研修の、
「ストレスマネジメント・メンタルヘルス」の講義の個人的まとめ、その3。


より円滑なコミュニケーションのために
・相手の気持ちにうまく寄り添った会話ができるように
マイクロ・カウンセリング
・こちらの意見をうまく伝えられるように
アサーション・トレーニング


マイクロ・カウンセリング
・1960年代、アメリカのアレン・アイビィによって提唱された
・カウンセリングの基本・統合・メタモデル
・コミュニケーションの技法(スキル)を小さな単位に分け、体系的に学習する
・各スキルごとに、ロールプレイの実施によってスキルの習得を目指すトレーニング


相手の話を聞き、話をうまく引き出す技法
1.かかわり行動(視線の合わせ方、身体言語、声の質など)
2.基本的傾聴(質問、促し、要約、言い換え、内容の反映、感情の反映など)
3.積極的技法(情報提供、自己開示、解釈、対決など)


基本的傾聴の「質問」
@閉ざされた質問
・YesもしくはNoで答えることができる質問
・2〜3の言葉で答えられる質問
(例)熱はありますか?
(例)右と左のどちらが痛いですか?
A開かれた質問
・Yes,No,短い言葉では答えられない質問、How,What,Why,など。
(例)あなたの仕事の具合はいかがですか。
(例)〜について、もう少し詳しく話してもらえますか。
(例)そのとき、どんなふうに感じていましたか。


閉ざされた質問が効果的な場合
・相手の言っていることをはっきりさせたいとき
・会話の流れをこちらの意図する方向へ焦点づけたいとき
・曖昧になっている話の内容を確認したいために話題を限定するとき
・具体的に特定の得たい情報があるとき


閉ざされた質問を使いすぎると・・・
・面接の主導権をこちらが握ってしまう形になる
・相手が話したいことではなく、こちらが聞きたいことに話が終始してしまう
・相手が話したいと思ている場合には、相手の気分を害することになる


開かれた質問が効果的な場合
・相手の話したいことを自由に話してもらいたいとき
・相手のことについて、より多くの情報を得たいとき
・話を広げたいとき


開かれた質問を使いすぎると・・・
・相手を混乱させたり、防衛的にさせたりする
・特に「どうして」という質問は、使い過ぎに注意
・話が脱線しやすくなる


質問の際の注意点
・質問の仕方と頻度が面接の性質を決定づける
・質問攻めにされると相手は次第に自発性を失い、依存的になる
・相手の関心事に沿った質問をする。自分だけの好奇心から質問するのではなく、相手の発言に基づいておこなう
・一度に2つ以上の質問をしない
・質問をした後、相手が答えるのに十分な時間的余裕を与える
・沈黙を避けようとしない


@はげまし技法
・促し技法ともいう
・相手に対して自分は話を聞いていることを示し、相手に話を続けさせる方法
・特別な方法ではない
 (例)「それで?」、うなづき


はげまし技法の2側面
・非言語:首をうなづかせる。身を乗り出す。
・言語
相づち:「ふむふむ」「なるほど」「ええ」「それで」「それから」「うんうん」「はい」
相手の話した文章の最後の数語をそっくり繰り返す
相手の発言のキーワードとなる短い語句を繰り返す


Aいいかえ技法
・相手の話の内容を短く整理して、フィードバックする技法
・相手の話の中でもっとも重要な語句を用いて、話の内容(エッセンス)を客観的に明確にする
・おうむ返しとは異なる


いいかえ技法の効果
・正確ないいかえをすると、相手は「はい、そうなんです」と応答する
・きいてもらっているという感覚になり、さらに深く話が進む


B感情の反映技法
・相手の発言や非言語的行動に基づいて、相手がどのような感情を感じているのか同定し、相手の感情を言葉に表してフィードバックする技法
 

感情の反映技法の例
・不安なんですね。
・つらいですね。
・うれしいけれど、一方ではどうしたらいいかわからなくて困っているんですね。
・そんな状態になったら怒りたくなりますよね。


感情の反映技法を使うと
・混乱し、複雑な感情を持つ相手に対して、自分の感情を確認させることができる
・話を聞いていることを相手に感じさせたりするのに役立つ
・質問技法とともに用いることも
(例)あなたは怒っているようにみえますが、あなたが怒りを感じる状況についてもう少し詳しく話してくれませんか?


感情の反映技法の注意点
・初対面など相手との信頼関係ができていないときには、相手が防衛的になってしまうため、的確な感情の反映は避けたほうがよい
・言葉だけではなく、動作や表情など非言語的側面にも注目する


参考図書
マイクロカウンセリング技法―事例場面から学ぶ福原眞知子(監修)風間書店

マイクロカウンセリング―"学ぶ‐使う‐教える"技法の統合:その理論と実際アレン・E・アイビイ 川島書店

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