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zoom RSS 日野原先生からナースに贈る35のメッセージ メッセージその3

<<   作成日時 : 2016/03/26 07:37   >>

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この本より。


3.最初からあきらめては工夫の余地はない。問題の解決には発想の転換が必要だね。

一人暮らしの高齢者の方で、
家で一人で暮らしていくのはもう限界なんじゃないかと思えるような患者さんが退院しようとするとき、
心配なことはたくさん思いつくので、
いろいろな対策を考える必要がある。

いろいろな対策を考えても、
心配なことを全部解決することはできず、
心配なことを抱えながらも、
どこかで退院を決断する場面がでてくる。

もちろん決断は、本人がするのだけど、
看護師の「心配」が本人に伝わって、

「やっぱりやめようかな」

となることもあるし、

「それでも家に帰ります」

となることもある。


患者さんの希望はできるだけかなってほしいと思うので、
できるだけ対策を考るわけだけど、
病棟の看護師が直接何かできるわけではないので、
最後にいえることは、

「なにかあったら、救急車を呼んで、病院にきてください」

(「なにか」の部分は患者さんごとに考える必要がある)

ということくらいかな。


難しいのは、
患者さんやその家族の考えと、看護師の考えが食い違うとき。

具体的には、
どんなに対策を考えても家での一人暮らしは無理だなと、思われても、絶対に自宅に帰ります、とわれる場合や、
なんとかなりそうな気がしても、患者さんやその家族が早々とあきらめてしまうような場合。

そんな時に、
あきらめましょう、
と言うか、
もう少し頑張ってみましょう、
と言うか。

もちろんはっきりとは言うわけではないけど、
どのような方向性で話を持っていくか。

できるだけ中立に、

「自宅でこれだけのことはできますが、このようなリスクがあります、それをふまえて、退院についてどう考えますか?」

と、提案するようにするようにしても、
その中に医療者側の気持ちも絶対に入ってきてしまうものだと思う。

あきらめがちな看護師とか、挑戦しようとする看護師とか、
そういう個性が絡んでくる。

看護師の考え方や接し方が、
その人のこれからの生き方に大きく影響してくる可能性があるのだな。


看護師といのは、ほんとに重い仕事だと思う。


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