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zoom RSS 制吐剤の副作用に精神症状!?「アカシジア」(錐体外路障害)を見逃さない!

<<   作成日時 : 2016/06/13 22:17   >>

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この雑誌より。

自己学習用まとめ。



制吐剤の副作用に精神症状!?「アカシジア」(錐体外路障害)を見逃さない!p24

@医療用麻薬の副作用対策で使われる制吐薬で、精神症状を伴う「アカシジア」が起こることがある。
A吐き気の原因をよく鑑別し、受容体を考慮した制吐薬の選択が重要
B副作用対策の薬剤にも副作用があることを念頭に置き、患者をよく観察する




ドパミンD2受容体に作用する制吐薬(セレネース、ノバミン、プリンペランなど)の副作用として「アカシジア」(錐体外路障害)が起こる。
「多動」「興奮」「激昂」など精神症状を伴うためえ、精神症状と誤解されやすい。
パーキンソン様症状と異なり、投与直後や増量時にも発症する。
p25




ノバミンでは4人に1人がアカシジアを発症する可能性があるとされている
セレネースでは、投与された患者の40〜50%が発症するとされている
p26




がん患者の吐き気の主な要因

・消化器系の異常
・代謝異常
・前庭神経を介したもの
・便秘による宿便
・体液異常
・大脳皮質の刺激
・薬剤性
・感染症
・心因性



主な制吐薬における受容体の親和性p28

ドパミンD2 
アリピプラゾール(エビリファイ)>リスペリドン(リスパダール)・ハロペリドール(セレネース)>>オランザピン(シプレキサ)・クエチアピンフマル塩酸(セロクエル)

ヒスタミンH1 
オランザピン(シプレキサ)・クエチアピンフマル塩酸(セロクエル)>リスペリドン(リスパダール)・アリピプラゾール(エビリファイ)>>ハロペリドール(セレネース)

アセチルコリンM1
オランザピン(シプレキサ)>>クエチアピンフマル塩酸(セロクエル)ハロペリドール(セレネース)・リスペリドン(リスパダール)・アリピプラゾール(エビリファイ)

セロトニン5HT2A
リスペリドン(リスパダール)>オランザピン(シプレキサ)・アリピプラゾール(エビリファイ)>ハロペリドール(セレネース)・クエチアピンフマル塩酸(セロクエル)




吐き気に関連する受容体と対応する制吐薬p28

大脳皮質
不安:GABA←抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)

第4脳室:CTZ
オピオイド、肝腎不全、高Ca血症、抗がん薬:D2、5HT3←抗ドパミン薬(ノバミン、セレネース)

前庭器(運動・乗りもの)
体動・脳腫瘍・オピオイド:H1、Ach-M1←抗ヒスタミン薬(クロルフェニラミン)

消化管
腹腔内腫瘍、ぜん動運動低下:Ach-M1、D2、5HT3←抗ドパミン薬(プリンペラン、ナウゼリン)


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